スーパーの西友が保護猫支援、譲渡団体にペット用品を寄付
スーパーマーケットの西友を展開する合同会社西友は、犬・猫の殺処分ゼロを目指して活動する団体「ちばわん」に対して、ペットフードや猫砂、ペットシーツなどの寄付を開始したと発表しました。
この活動は、千葉県柏市にある「SEIYUドットコム」柏配送センターで取り扱う商品の内、賞味期限の管理のために社内規定に定めている販売期限を超過したペットフード、パッケージが破損してしまった猫砂・トイレシートなどのペット用品を、月に一度、「ちばわん」に寄付するという試みです。
同社によると、西友の柏配送センターでは以前からやむなく廃棄処分していたペット関連商品について、店舗で行っている食品寄付と同様に、商品を無駄にせず、社会に役立てる方法がないかと提供先を探していたと言います。
そのような中で、動物の保護・譲渡を行っている「ちばわん」の活動意義に賛同したこと、また、千葉県内で活動する同種団体の中でも、活動規模が大きく実績が豊富な同団体に対して、物品の寄付を行うことを決定したとしています。
「ちばわん」とは
「ちばわん」は、動物愛護センターからの犬猫の保護、新しい飼い主探し、地域猫の不妊去勢活動、犬猫の譲渡会などを通じて殺処分される犬や猫の頭数0を目指す非営利団体です。
引用:chibawan.net
同団体が動物愛護センターから保護した犬や猫は、250名を超えるボランティアによって一時的に自宅で保護・飼養され、月に数回実施される「ちばわん」主催の譲渡会を通じて新たな飼い主に譲渡されます。
今回、西友が提供を開始した寄付品は、こうした一時預かりボランティアの方々に無償で提供され、彼らの金銭的な負担を減らすことで、同団体が目指す殺処分0に向けての活動を支援します。