Alexaにも対応!ご飯の量や回数をスマホで管理できるスマート自動給餌器が登場したニャ
スマートフォンのアプリを通じてペットフードの量や回数を設定できるスマート自動給餌器「Nutri Smart Pet Feeder(ニュートリ スマートペットフィーダー)」が発売されました。
飼い主さんが忙しい時や外出している時でも、決まった時間に決まった量のフードを与えることができる便利な自動給餌器。
近年ではカメラを内蔵してお部屋の様子をライブ映像で見られるものや、食事の時間になると飼い主さんの声で知らせてくれるものなど、ユニークな製品が続々と発売されています。
肝心のご飯を与える仕組みについては、本体の中にあるフード収納スペースが小分けに区切られていて、1回の食事量を測ってあらかじめ回数分セットしておく製品が多く見られますが、新たに発売されたのはフードの量や給餌回数をスマホで管理できるタイプの機器です。
本体の内部には3.7Lの大容量タンクが1つあるだけで、飼い主さんはペットフードをそこに流し込むだけ。
後は何時にどれだけの量が出るようにするのか専用アプリで操作できるようになっているため、家を出る前に食事の準備をすべて終えている必要がなく、外出先からでもゆったりとご飯のスケジュールを設定することができます。
スケジュールは分単位、給餌量は10g単位、回数は最大12回まで設定できるようになっており、肥満や生活習慣病対策で食事をしっかりとコントロールしている猫ちゃんの食事管理にも対応。
タンク内には赤外線センサーが内蔵されていて、フード残量が一定以下になると本体前面のLEDが赤く点灯するので家にいればすぐに気づけるほか、フードを補充するようにスマホに通知することもできます。
一方、自動給餌器を使う際に気になるのが、餌づまりや電池切れなどにより正常に動作しない場合のリスク対策について。
本製品ではフードの排出口にセンサーが備えられており、受け皿となるボウル部分にフードが満杯の時は自動で給餌を停止して餌詰まりによる故障のリスクを低減してくれるほか、内部で動作中に一定の負荷を感じると自動で給餌ペラが逆回転して復旧するなど、餌づまりによる給餌ミスを防止する工夫が凝らされています。
メインの給電方法は付属のACアダプターとUSBケーブルを本体に接続する仕組みとなっていますが、猫や犬などがイタズラしたり引っかかったりしてコードが抜けてしまった時の場合に備えて、市販のモバイルバッテリーをバックアップ電源として使用することも可能。
万が一停電してしまった時にでも確実に給餌できる2WAY電源仕様となっています。
ケーブル&バッテリー収納場所
また、AmazonのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」に対応しているのも本製品の特徴。
本記事の執筆時点では英語版のみの対応となっていますが、今後は日本語版の対応も予定されており、Alexa搭載のスマートスピーカーがあれば、手が離せない時でも話しかけるだけで簡単に愛猫にご飯をあげることができます。
価格は本体と給餌ボウル、ACアダプター、マイクロUSBケーブルなどがセットになって14,800円。
3月19日よりAmazonのサイトにて販売されています。
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