なんと猫アレルギーの原因物質を減らすキャットフードが登場!無料で試せるモニターも募集中

世の中には重度の猫アレルギーにより猫を飼うことができない人がいる一方で、比較的症状が軽い人の中には猫と暮らしている人もいて、国内のとある調査では、猫を飼っている人のうち約4割が猫アレルギーであるという結果も報告されています。

飼い猫のイメージ写真
意外と多い猫アレルギー

アレルギーは抗体が特定の物質を体外へ追い出そうとする時に起こる免疫反応のことで、猫アレルギーの場合は、猫の唾液や分泌物などに含まれるアレルゲン(=原因物質)が猫の被毛やフケなどに付着し、人間がそれに直接触れたり大気中に浮遊したものを体内に取り込むことで症状が発生します。

そのため、アレルゲンの量を減らす対策として定期的に猫のブラッシングやシャンプーをしたり、部屋の中を清潔に保つ、空気清浄機を使用する、猫を寝室に入れない、手洗いを徹底するなどの行動が推奨されていますが、新たに猫が食べるキャットフードでもアレルゲンを減らせるという商品が登場。猫アレルギー対策の選択肢の一つになりそうです。

それがペットフードの製造販売を手がけるネスレが2021年春に発売を予定している「ピュリナ プロプラン リブクリア」というキャットフード。

猫アレルギーの原因物質を中和して減らすキャットフード「ピュリナ プロプラン リブクリア」製品パッケージ
Purina Pro Plan LiveClear

同社によると、猫アレルギーの反応は、猫の唾液の中で作り出される「Fel d 1(フェル ディーワン)」というタンパク質が主な要因であると指摘。新製品の「ピュリナ プロプラン リブクリア」は主要成分が卵から採取される特殊なタンパク質で作られていて、猫がこれを食べると口腔内で唾液中の「Fel d 1」と結びついて中和するため、結果的に毛づくろいの際に被毛やフケに付着するアレルゲンの量も減少することに繋がるとしています。

猫がなぜ唾液の中で「Fel d 1」を生成するのか?その理由は正確に解明されていないものの、キャットフードの開発には猫の体の安全性が最も重要であることから、アレルゲンの生成を阻害するのではなく中和する方式を世界で初めて採用。中和して飲み込まれた後は他のタンパク質と同様に消化されることから、猫の生理機能に影響を及ぼすことなく猫アレルゲンを減らせるのが特徴です。

猫アレルギーの原因物質を中和して減らすキャットフード「ピュリナ プロプラン リブクリア」を食べる猫のイメージ
普段のご飯を変えるだけでOK

発売よりも半年も前に発表されている本製品ですが、10月16日(金)からは最大1,000名の無料体験モニターを募集中。

専用ページでアンケート回答と必要事項に記入すると応募することができ、当選者には2020年12月上旬~中旬ごろにメールアドレスへ通知。トライアルキットが届いた後は約2カ月の間、愛猫のキャットフードを「ピュリナ プロプラン リブクリア」へと切り替えて毎日与え続け、終了後にアンケートに回答するというもので、回答者には全員500円分のクオカードをプレゼントしてもらえます。

モニターの応募期間は2020年11月30日まで。
発売日などの詳細は改めて発表するとしています。

<参考>
猫アレルギーの症状、原因、対策などについて解説
猫と同居すると赤ちゃんは猫アレルギーになりやすい?デンマークの調査結果
猫アレルギーだけど猫カフェに行きたい…!そんなニーズに応えるお店「CatsHouseねこや」

(C) Nestle Japan Ltd.

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