砂や土をいれて猫のシルエット像を簡単に作ることができるユニークなアイテム「ネコカップ（Neko Cup）」が7月17日より、生活用品の企画製造を手がけるアッシュコンセプトのオリジナルブランド+d(プラスディー)から発売されます。

道端をゆっくりと歩いていたり、塀の上に座っていたり、日当たりの良い場所で寝転んでいたりと、私たちの日常の生活に溶け込んでいるネコ。

何気ない瞬間にネコが視界に飛び込んできた時の驚きや嬉しさ、高揚感、思わずニヤリと口元が緩んでしてしまう感覚は、日々の暮らしの中にささやかな癒やしをもたらしてくれます。

しかしながら、公園の砂場や海辺の砂浜など、砂が大量にある場所でゆったりと過ごしているネコの姿というのは意外と見かけませんよね。せっかく広々とした場所なのだから、ネコの1匹や2匹見かけてもいいのに…と思うこともしばしば。

そんな殺風景とも言える砂場・砂浜の風景を一変させそうなアイテムが、今回登場した「ネコカップ」。

ネコのシルエットをモチーフにした置物のような見た目ですが、その中は空洞になっていて、砂や土を敷き詰めてクルッとひっくり返すと、立体的なネコのシルエットの出来上がり。

 

大きさは横幅が約23cmと子猫くらいのサイズ感で、重さも150gほどしかなく持ち運びがしやすいため、海や旅行先などレジャーに持って行って、子供から大人まで一緒にネコづくりを楽しむことができます。

砂場や砂浜などであれば無限にネコのシルエットを作り出すことができますし、屋内や室内遊びができる砂(キネティックサンドなど)を使えばお部屋の中でも作ることが可能。冬の大雪が降った日などには、雪をギュッと詰め込んで白ネコ像を作ることもできそうですよね。

※寒天やチャーハンなど、食品の型抜きとして使えるという情報も。

また、できあがったネコのシルエット像には石や木の枝、草、貝殻などをくっつけたり、模様を描いたりして自分好みのアレンジを楽しめるほか、たくさん作ってアート作品のようにしてみたり、一頭ずつネコの向きを変えてリアルな雰囲気を演出してみたりと、楽しみ方はアイディア次第でどんどん広がっていきそうです。

見た目が可愛らしい「ネコカップ」は使っている素材がとってもエコ。

自然素材などの有機物を配合し、石油資源の消費量削減に繋がる素材として注目されているバイオマスプラスチック製で、竹やホタテの貝殻などの有機物を半分以上含んだ材料を用いて製造されているのだとか。

カラーは「ビオブラック」「ビオホワイト「ビオベージュ」の3種類がラインナップ。

中でもビオベージュは、素材そのものの色を活かした自然な風合いを感じられる外観で、遊びで使用しないときはオブジェとして飾ったりインテリアとしても使えそう。

ネコを1個作ったら病みつきになりそうなこのアイテムは、アッシュコンセプト直営店、KONCENT KITTE丸の内(コンセント キッテ マルノウチ)、KONCENT web shopなどにて先行販売されていますが、2019年7月17日(水)からは一般発売も開始される予定となっています。

製品デザインを手がけた立体造形家の森井ユカさんによると、

リアルなプロポーションとは少し異なりますがパッと見て誰の目にもネコだとわかるようなシルエットに仕上げています。海辺や砂場で誰でも造形作家になれるプロダクトなので、ぜひ広いところではたくさん作って遊んでほしいと思います。使う砂の質や、時間の経過によって変わるネコの雰囲気の違いもお楽しみください。

とのこと。

今後、砂場や砂浜などでネコのシルエット像を見かけたら、もしこすると「ネコカップ」の仕業かも知れませんね。

(C) h concept co.,ltd.