新ブランド「July(ジュラーイ)」から猫柄のコート&スカートが登場
新しいファッションブランド「July(ジュラーイ)」から可愛い猫柄がデザインされたコート&スカートが発表されました。
Julyは周りの人がつい振り向きたくなるような「オーラを纏えるモノづくり」をコンセプトに、2018年の秋冬シリーズから製品の提供を開始する新ブランドで、デビューコレクションにはウールの産地で有名な尾州のオリジナルジャガードを使ったアイテムがラインナップ。
その一部が猫柄のコート&スカートで、遠目に見ると猫柄とは一見分からないデザインですが、近くに寄ってみるとニャンと猫の顔が。しかも猫耳は毛糸で立体的に作られています。
近くで見ると猫がいっぱい
ニャンと猫耳付き
ネコ好きにはたまらんニャ
これはデザイナーで同ブランドの代表でもある城倉宏美氏が、幼少期から猫が好きだったことから生み出されたデザイン。
低速織機で丁寧に織り上げた綿100%の生地には、控えめな薄い杢(もく)グレーをベースにした線で猫が描かれていて、親猫と子猫の耳には太さの違うウールのループヤーン(表面に不規則なループがある変わり糸)が織り込みまれています。
さらに、猫の耳から生えた毛は購入者自身で楽しめるように、長さを調節したり形を整えたりできるような余白が残されていて、猫柄のスカートも同様のデザインになっています。
清楚な雰囲気のデザイン
猫がいっぱいなのですニャ
価格は猫柄コートが72,000円、猫柄スカート46,000円となっています。
この他にも、真っ赤なタータンチェックのコートや清楚な印象ながらもサイドに大きくスリットが入ったワンピースが、2018年の秋冬コレクションとしてラインナップ。いずれもオリジナルテキスタイルからデザインされたアイテムとなっています。
スリットが入ったワンピース/69,000円
城倉宏美
1988年7月生まれ 東京都出身
高校時代の3年間をオーストラリアのアデレードで過ごす。
現地のブランドの服を着て街を歩いた際に、何度も通りすがりの人に着ていた洋服を褒められた経験からファッションに興味を持つようになる。
上智大学卒業後、アパレル販売員として百貨店に勤務。
その後、文化服装学院に入学し在学中にアパレル企業でのインターンやアシスタントデザイナーの経験を積み1年間の準備期間を経て2018AWより、デザイナー自身の誕生月を冠したJulyを始動。
今後の展望でもあり理想は、趣味で集めているビンテージ品や食器、旅先での光景から古き良きを知りながらも新しいものを模索し続けること。