さくら猫、りんご猫、れもん猫…不幸なネコをなくすために作られたメッセージジュエリーが登場
猫をモチーフにしたネコ好きのためのジュエリーブランド「Catton(キャットン)」から、不幸な猫をなくすために企画&制作されたメッセージジュエリーが新たに発売されました。
Cattonはデザインから製造までを熊本県荒尾市にある自社工房で一貫して行う手作りのジュエリーブランドで、猫といつも一緒にいられる感覚を味わえるようなネックレスやリング、ピアス、ブレスレットなど、40種類もの猫をモチーフにしたジュエリーを実店舗やオンラインストアで販売。
店内にある保護猫譲渡ステーションには熊本県内で保護された猫たちが常時在籍しており、店舗を訪れたネコ好きな人はいつでも可愛い保護猫たちとふれあうことができるという、一風変わったジュエリー屋さんです。
今月には新たに「さくら猫」「りんご猫」「れもん猫」をモチーフにしたメッセージジュエリーを発売。
「さくら猫」とは、いちど不妊手術を受けて元の場所にされた野良猫が再び捕獲されてしまわないように、手術済みの目印として耳先をさくらの花びらのようなV字型にカットされた猫のことで、多くの保護猫団体や個人のボランティアが啓発活動を行っているほか、今年に入ってからは3月22日が「さくらねこの日」として制定されるなど認知度が高まっています。
一方の「りんご猫」や「れもん猫」はあまり聞き慣れない名前ですが、同ブランドによると「りんご猫」はFIV(ネコエイズウイルス)に感染した猫を、「れもん猫」は白血病ウイルス(FeLV)に感染した猫のことを表していて、他のネコに病気が感染することを防ぐためにこれらの名前が使われているのだとか。
今回発売されたのは、このような野良猫たちについての知識を正しく知ってもらい、不幸な猫をなくしたいとの思いから企画されたメッセージジュエリーで、可愛らしいネックレスやピアスなどの製品がラインナップしています。
左から「りんご猫」「れもん猫」「さくら猫」をモチーフにしたネックレスで、しっぽに留めた天然石(ガーネット、シトリン、ピンクトルマリン)の色でそれぞれのネコを表現しています。
こちらは座ったネコのシルエットをモチーフにしたネックレスで、お尻のあたりを「さくら」「りんご」「レモン」の形にくり抜いてそれぞれのネコを表現しています。
ゆらゆらと揺れるしっぽが付いた片耳用のピアス。ネコのお尻には「さくら」「りんご」「レモン」が、しっぽには天然石(ガーネット、シトリン、ピンクトルマリン)があしらわれています。
こちらは音符の形をモチーフにしたピアスで、片方の音符はネコの顔の形を、もう片方の音符は「さくら」「りんご」「レモン」の形をした楽しげなデザインのピアスです。
シンプルな縦長プレートに「さくら」「りんご」「レモン」のモチーフがアクセントになっているネックレス。頭から猫耳がぴょこんと飛び出た遊び心のあるデザインです。
どのジュエリーもネコの可愛らしいフォルムを表現しつつ、さり気なく「さくら猫」「りんご猫」「れもん猫」の存在をアピールしたデザインになっているのが特徴で、猫の幸せを心から願うデザイナーの思いが込められているのだとか。
今回の新製品に限らず、Cattonのジュエリーはすべて利益の一部が保護猫の飼育や医療活動などに充てられる仕組みとなっています。
<参考>
・猫に優しい手作りジュエリー工房「Catton(キャットン)」が熊本にオープン
・耳をV字にカットした猫に注目!どうぶつ基金が3月22日を「さくらねこの日」に制定
(C) Catton