【製品レビュー】尿と猫砂が飛び散りにくい、アイリスオーヤマの「上から猫トイレ」を使ってみた

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今月始めに、アイリスオーヤマから発売されたばかりの「上から猫トイレ」をご紹介しましたが、Cat Press編集部のスタッフの家にも購入してみましたので、その使い勝手や使用感などをレビューしてみたいと思います。

今回はアイリスオーヤマの公式オンラインショップ、「アイリスプラザ」で購入。
価格は、本体2,678円+送料648円=3,326円(税込)でした。
2016年8月22日(月)9:00まで、1,000円クーポンが配布されています

本記事の執筆時点では、「大変人気商品のため、8月下旬発送予定の予約商品となります」という記載が商品ページにありましたので、注文状況によっては購入してから届くまでに時間がかかるかもしれません。

さて、届いたダンボールを開封してみると、こんな感じでビニールに包まれた商品が入っていました。

ダンボールの中にはビニールに包まれた猫トイレ

トイレの本体以外には、スコップと説明書が付属しています。トイレの本体にスコップと説明書が付属


「上から猫トイレ」の外観

次に猫トイレを色んな角度から見てみましょう。

正面から見た「上から猫トイレ」正面から見た猫トイレ

横から見た「上から猫トイレ」横から見た猫トイレ

斜めから見た「上から猫トイレ」斜めから見た猫トイレ

上から見た「上から猫トイレ」上からから見た猫トイレ

500mlのペットボトルと並べて比較すると、なかなか大きいサイズです。

500mlのペットボトルと並べて比較高さは約37cm

フタの表面には、肉球に挟まった猫砂をキャッチする溝があります。

トイレのフタには、肉球に挟まった猫砂をキャッチする溝がある砂の飛び散りを軽減

「上から猫トイレ」のセッティング

続いてセッティング。まずはトイレのフタを外します。トイレ本体の両サイドに付いている肉球マークを、ボタンを押すようにグイッと中に(2つ同時に)押し込みます。
フタを外すには肉球マークを押す

そのまま上に持ち上げるとフタが外れる仕組みになっています。
両サイドの肉球マークを押して持ち上げるとフタが外れる

トイレの内部はこんな感じになっています。凹凸がないので、掃除がしやすそうですね。
「上から猫トイレ」の中

続いて付属のスコップをトイレの内部に収納できるようにします。取っ手の近くに小さなくぼみが2つあるので、
取っ手の近くに小さなくぼみが2つある

そこに付属のフックを引っ掛けます。
くぼみにフックを引っ掛ける

取り付けたフックにスコップを掛けるとできあがりです。
フックにスコップを引っ掛ける

ここで茶トラが登場。これは何だニャ?
上から猫トイレに興味を示す茶トラ

入れるのかニャ?
「上から猫トイレ」に入ろうとする茶トラ

よいしょっと。クンクン。
「上から猫トイレ」に入った茶トラ

問題はなさそう・・だにゃ。
「上から猫トイレ」をチェックする茶トラ

このまましちゃおうかにゃ〜。
「上から猫トイレ」が気に入った茶トラ

ちなみに、体重5kgの猫が入るとこんな感じです。一般的には、トイレの中で猫が余裕を持って向きを変えられる程度の大きさが望ましいと言われていますので、そのスペースは十分ありそうです。
「上から猫トイレ」の広さは十分

猫砂を入れてみる

続いてトイレに猫砂を入れてみます。筆者が愛用しているのは、「使ってもらいたい人がいる」のキャッチフレーズに導かれて使い始めた、「トフカスサンドK」。

「上から猫トイレ」とトフカスサンドK
クリーンビート トフカスサンドK 7L × 4個

トイレに流せるタイプで、1袋に7Lの猫砂が入っています。
「上から猫トイレ」とトフカスサンドKの比較

1袋の猫砂を、まるまるトイレに入れてみると、こんな感じになりました。
「上から猫トイレ」に7Lの猫砂を入れた様子

「上から猫トイレ」に7Lの猫砂を入れた様子2

公式サイトには、約5cmの高さで猫砂を敷きつめる場合、6.5Lの猫砂を使用すると書いてありましたので、1袋でちょうど良い感じの量になりますね。

実際に使ってみた

使用済みの猫砂を少し混ぜて放置しておいたところ、筆者の家のにゃんずは、わりと直ぐにトイレの中に入って使ってくれました。

「上から猫トイレ」に乗ったサビ猫
「上から猫トイレ」で用をたすサビ猫

トイレを使ってくれない場合は、人間の目につきにくい場所や騒音や物音がしにくい場所に置いたり、ご飯の場所から遠ざけた場所に置いたりしてみるとよいでしょう。

<参考>
猫にとって快適なトイレ環境を用意する
猫トイレの選び方

また、お手入れをする場合、この猫トイレは中を丸洗いできるようになっているのですが、熱湯に耐える設計にはなっていないので、水やぬるめのお湯で洗う必要があります。

説明書によると、台所用の中性洗剤を薄めたものを含んだ布で拭いたり、ペット用の消臭剤などを使用してお手入れすることが推奨されています。

猫のマーキング、立ちション対策

さて、筆者が今回このトイレを購入したのには実は目的があり、「本体に隙間がない+本体の壁が高い」という猫トイレを以前から求めていました。

なぜそんなトイレを探していたのかと言うと、筆者の飼っている猫の1匹が、マーキングのように後方におしっこをする時があり、トイレ本体の側面におしっこがかかってしまうのです。

普通は下に向けてするおしっこが猫は普通、下に向けてするおしっこをする

後方の壁に向けてしてしまう・・・後方に向けてするおしっこをする場合がある

この時、おしっこがかかるトイレの側面に溝や隙間があると、そこにおしっこが染みこんでしまいます。見つけるたびに掃除をするのですが、尿の水分や水滴がわずかに残っていると、そこにこびりついてしまい悪臭を放ち出す、、という悩ましい問題を抱えていたのです。

ドーム型トイレの場合、カバーと本体の隙間におしっこが染みこむドーム型の場合はこの隙間におしっこが染みこむ

ハーフ型トイレの場合、カバーと本体の隙間におしっこが染みこむハーフカバーの場合もこの隙間に染みこむ

トイレ本体に隙間がなくても、おしっこが壁を超える側面の高さが低いと、おしっこが壁を超えてしまう

このような悩みを抱えている人は意外といらっしゃるようで、ハーフカバーのトイレにプラスチックの板でガードを作ったり、天ぷら用の油はねガードを設置したりするなど、それぞれの環境に合わせて苦肉の策を講じている飼い主さんも見られました。

しかしこれらの方法では、掃除の手間を大幅に軽減できるわけではなかったり、おしっこをする向きを変えられてしまうと大打撃を受けてしまうなど、問題点も多く見られます。

そのような背景から、

  • トイレの側面に隙間がない
  • トイレの側面が高くおしっこがはみ出ない

というトイレを求めていたのですが、アイリスオーヤマの「上から猫トイレ」は、いずれの条件も満たしそうに見えた、というのが導入に至った経緯です。

購入して実際に1週間ほど使ってみた結果、側面の低い位置には何度かおしっこをかけられたのですが、隙間や凹凸などがない分、とても掃除がしやすいと感じました。また、トイレ内部はツルツルとした質感の素材になっているので、時間が経過しておしっこが固まった汚れでも、ウェットティッシュなどで簡単に拭き落とすことができます。

では、トイレの高い位置におしっこをかけられるとどうなのか、という問題点についてはまだ体験していないので推測になりますが、トイレ本体には穴が3箇所あり、フタをすると塞ぐことができるのですが、少なからず隙間ができてしまうので、この位置におしっこをかけられると正直厳しいのではないかと思います。

トイレ本体にはフタをはめ込むためのくぼみが3箇所ある

とは言え、写真の手前にある穴は床からの高さが33cm、奥にある丸型の穴は29cmですので、そのウィークポイントはかなり高い位置にあります。

以上のことから、猫トイレの側面におしっこをかけられて掃除の負担が大きいと感じている場合、おしっこの高さが29cm未満であれば、その負担をかなり軽減できるのではないか、というのがアイリスオーヤマの「上から猫トイレ」を使ってみた結果の考察です。

追加情報などがありましたら、またご報告したいと思います。

※本記事は広告記事ではありません。製品レビューの記事を依頼したい方はこちらをご覧のうえお問い合わせください。

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