【レビュー】貼るだけでキャットタワーが長持ち♪ 両面使えるエコな爪とぎ張り替えシート

猫を飼っていると、意外と定期的にお金がかかるアイテムが多いですよね。

キャットフードや、トイレシート、猫砂に加えて、場合によってはウェットティッシュや除菌・消臭グッズの出費などがかさむこともあります。

猫用のお掃除グッズ

キャットタワーも例外ではありません。キャットタワーのポール(柱)部分はだいたい爪とぎになっているため、やがて縄が切れて見た目的に残念な感じになってしまいますし、放置しておくと麻のクズが溜まって掃除も面倒なので、このタイミングでキャットタワーを定期的に買い替えている人も多いのではないでしょうか。

筆者の場合は、爪とぎさえボロボロでなければまだ使えるキャットタワーを、大きい粗大ゴミとして消耗品のように捨てるのは、なんとなく罪悪感があったりするのですが、新しいキャットタワーがやってくると猫よりも自分自身がワクワクするので、爪とぎがダメになったから買い換えるというのは、新しいキャットタワーを購入するのによい口実であったりもする訳です。

キャットタワーのイメージ写真

一方、キャットタワーは大きくて重いので、古くなって捨てるのも、新しく買って組み立てるのもちょっと一苦労ですよね。特に「これは欲しい!」と思えるキャットタワーが見つからなかった場合は、そこまで乗り気じゃないけど買い換えなきゃ・・という事態になり兼ねません。

そんな時に検討したいのが、キャットタワーのポールに巻きつけて使える、シートタイプの爪とぎです。

つめとぎシート

これなら猫がバリバリ爪をといでもキャットタワーの本体は傷つきません。しかもこのシートは両面が爪とぎになっているので、片面がボロボロになってきたら、裏面にして巻き付ければまた新品の状態になります。

両面がボロボロになったら爪とぎシートだけを買い換える、というサイクルで使っていけば、キャットタワーの本体を長く使い続けることができます。


実際に購入してみた

というわけで、キャットタワー用の爪とぎシートを実際に購入して使ってみました。
購入したのはアイリスオーヤマが販売している「キャットランド専用 つめとぎシート CLT-280」という商品で、価格は楽天のショップで1枚630円(税抜)。

梱包された状態の爪とぎシート CLT-280

キャットランドというのは、アイリスオーヤマの通販サイト・アイリスプラザから販売されているキャットタワーブランドで、その専用商品というわけですね。幸いにも筆者の家にあるのはキャットランドのキャットタワー(型番QQ80072)だったので、こちらに取り付けてみました。

キャットタワーのポールに上から巻き付けていきます。
爪とぎシートを巻きつけるのはキャットタワーのポール(柱)部分

専用というだけあって、高さのサイズ感はなかなかピッタリ。この部分がマジックテープになっているので、ポールに巻きつけて止められるようになっています。
爪とぎシート CLT-280をマジックテープで止める

取り付けるとこんな感じ。ややもっさりした感じでしょうか。マジックテープを貼り直して整えればもう少し綺麗に巻けるかもしれません。
爪とぎシート CLT-280をキャットタワーのポールに取り付けたイメージ

マジックテープで止めた側を見ると、最後の部分まで届いていないので、爪とぎシートの横の長さはわりとギリギリな感じでした。
爪とぎシート CLT-280のマジックテープ接着面

と、こんな感じで取り付けられるので作業自体はとっても簡単、キャットタワーの買い替えにかかる手間とは雲泥の差です。商品説明には「キャットランドのタワー専用」と書いてありますが、ポールの周囲の長さが合えば他のキャットタワーでも使えるのではないかと思います。

参考までに、この爪とぎシートのサイズは「厚み5m x 横幅32.5cm x 高さ28cm」となっています。一方、取り付けたキャットタワーのポールの直径は9cmなので、それくらいの太さのポールを持つキャットタワーであれば、ギリギリ巻きつけられるのではないでしょうか。

※保証は致しかねますので自己責任でお願いしますm(_ _)m

筆者の家のキャットタワーにはポールが7つあり、どのポールも猫が爪をとげそうな位置にあるため、最終的には7つすべてに取り付けましたが、キャットタワーの構造的に猫が爪をとげない(とがない)場所には取り付ける必要はありませんね。

また、ポールのサイズ的に本当に取り付けられるか分からなかったので、最初は1個だけ購入して設置できるのを確認してから、残りの個数分を一気に購入しました。サイズに不安のある方はこのように段階的に購入することをおすすめします。

どんな人にオススメなのか

キャットタワーのポールは保護できるようになりましたが、爪とぎシートは消耗品になりますので、シートを定期的に購入する必要性がでてきます。また、キャットタワーのポールの数が多いほど、取り付けるシートの数も多くなってしまいます。

爪とぎシートの交換頻度は使い始めたばかりなのでまだ分かりませんが、キャットタワーの値段や買い換える頻度によっては、従来よりも費用がかかってしまうケースもあるでしょう。そのため、コスト的なメリットがある商品とは一概に言えません。

ただし、爪とぎシートの場合はマジックテープでつけたり外したりするだけなので、キャットタワーを捨てたり組み立てたりすることに比べると、作業的な負担は大きく軽減できると思います。

キャットタワーで眠る猫

そのため、費用的にはあまり気にしていないけれど、とにかく手間を減らしたいという人にはオススメですね。または、いま使っているキャットタワーがとても気に入っているので、できるだけ買い替えたくないという場合にも、(サイズが合えば)適した商品ではないかと思います。

※この商品に対する評価は執筆者の主観であり、記載されている効果を保証するものではありません。
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