【寝落ち寸前の猫】眠いのを必死に我慢して飼い主さんを見守るネコの表情が可愛すぎると話題に→その健気な理由にキュンとする

猫は1日の睡眠時間がとても多く、成猫だと14時間、子猫は18時間ほど寝ると言われており、むしろ活動している時間の方が少ない動物。眠くてたまらないのに我慢して起きている姿を見ると、幼児みたいでとっても微笑ましいですよね。

そんな眠気と戦っている猫の姿がSNSに投稿され、可愛いすぎると大きな話題になっています。

まだ眠る訳にはいかんのニャ…

首がどこにあるのか分からないほど、たっぷりとした毛に覆われたこちらの猫ちゃん。顔を見ると目がほとんど閉じかかっていて、今にも寝落ちしてしまいそうな限界寸前の表情。おそらくかなりの眠気が襲いかかってきているのでしょう。

しかし、薄っすらと空いた目にはわずかに金色の光を携えていて、辛うじて意識を保ちながら起きている様子。どっしりと座って、細目でじっと前方を見据える姿は貫禄たっぷりで、まるで仙人のような雰囲気を漂わせています。

この写真がTwitterに投稿されると、4,000件を超えるリツイートと2.8万件の”いいね”を獲得。ツイートを見たユーザーからは「我慢してるのかわいい」「猫ってこういうとこある」「マヌルネコみたい」など好意的なメッセージが寄せられ、大きな反響を呼んでいます。

この猫ちゃんは「ヤマネコ」くんという、サイベリアンのオス猫。写真の状況は、飼い主さんの目の前で5分〜10分程度うつらうつらしながら見守ってくれていた時の光景だそうで、その後は限界が訪れてしまったのか、場所を移動してお気に入りの段ボールの中で眠ってしまったと言います。

実はヤマネコくんが眠いのを我慢して見守ってくれたのは今回が初めてではなく、これまでにも何度かあったそうで、いずれも飼い主さんが仕事をしている最中というのが共通点。

お仕事、まだ終わりませんか…?

人間から見ると、猫が眠気と戦う必要性など微塵もない気がしますが、特定の状況下で頑張って起きているのであれば、猫ちゃんなりの事情がありそうな気もします。

「はっきりした理由はわからないですが、仕事中あまりかまってあげられない時が多いので、かまってくれるのを飼い主の顔を見つつ待っているのかもしれません。その途中で眠気に負けてこうなっている気がします。」
(飼い主さん)

仕事の邪魔をする訳でもなく、構ってくれるのをじっと待っていたのだとしたら、何という健気な猫ちゃんなのでしょう。飼い主さんにとっては、心苦しさと愛くるしい感情が同時に湧いてきて、複雑な心境になってしまいそうな状況ですよね。

そんなヤマネコくんは、風格ある見た目とは裏腹に、ビビリで甘えん坊な性格。普段はおもちゃを追いかけまわしたり、飼い主さんの後をずっとついてまわったりして自由に過ごしていると言います。

また、お目々にも特徴があって、白目が見えやすく、変顔に見えるユニークな表情をたびたび披露。過去には人間用のおつまみをギョロッとした表情で見つめる姿が、SNSを中心に大きな話題になるなど有名な猫ちゃんで、LINE STOREでは動くスタンプや無限に伸ばせるヤマネコのスタンプなども公開されています。

食い入るような視線

ワイルドな表情を見せることも

一方の飼い主さんは、実は猫アレルギーの持ち主。猫と生活しているのが意外な気もしますが、サイベリアンの体内は猫アレルギーの原因となるタンパク質が他の猫種に比べて少ないため、猫アレルギーが出にくい猫と言われていて、実際に飼い主さんは症状が少なくとても助けられていると言います。

そんな飼い主さんに、猫と一緒に暮らす魅力について聞いてみたところ、「何もせずぼーっと外を眺める時間が結構好きなのですが、そこに猫がいるだけで一緒にその時間を楽しめている気がしてくるし、そういう時に猫がゴロゴロいってくれでもしたら更に思い出に残る時間に変わるなと感じています。何もない時でも特別な時間だと思わせてくれるような何かがあると思っています。」と回答。ただいてくれるだけで人生を豊かにしてくれる特別な存在であることを語ってくれました。

Twitterではヤマネコくんの日常や豊かな表情がたくさん公開されています。

取材協力:ヤマネコ(@ymnc_rf)さん

<参考>
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