「部屋が暖まらない原因は君か…」窓を開けて降り積もる雪を眺める猫ちゃん、ストーブの暖房効果を激減させてしまう

飼い主にとって猫は我が子同然の存在で、自分よりも猫の都合を優先させてしまうことも珍しくありません。

広島県の北部で夫婦で暮らしているlino(@linotree_)さんは、12月下旬のある日、ストーブを点けているのに部屋の中が暖かくならないことに困っていたと言います。

と言っても原因はハッキリしていました。
それは窓を開けたまま外を眺めいている猫ちゃんの存在です。

窓を開けたまま雪が降り積もる外を眺める三毛猫
窓は閉めてください…(写真提供:飼い主さん)

窓際にどっしりと腰をおろして香箱座りしているのは、三毛猫の「おこめ」ちゃん。

窓の隙間から顔を出して興味津々で外を眺めていますが、目の前に降り積もった雪やびっしりと結露した窓ガラスから、厳しい寒さであることが伝わってきます。また、おこめちゃんの頭や体には薄っすらと雪が降り掛かっていて、寒風が吹き込んでいると思われることから、部屋の中が暖まらないのも無理はありません。

この写真は「部屋がぬくもらない原因」という飼い主さんのコメントと共にSNSのX(旧Twitter)へ投稿されると、4,000件を超えるリポストと5.3万件の”いいね”を獲得。写真を見たユーザーからは「何してるんでしょ?」「雪好きなんだね」「猫はこたつでまるくなるんじゃないの!?」「ウチの猫もこんな感じ」など、たくさんのメッセージが寄せられて大きな反響を呼んでいます。

おこめちゃんが暮らしている北広島町大朝は、島根県との県境に位置し、標高約400m前後の平地部にある広島県でも雪の多い地域。

この日も前日から雪が降り始めると、一日中サラサラの粉雪が降り続き、24時間降雪量で全国5位にランクインするほどの悪天候。風邪も冷え込みも強めだったと言います。

一方、おこめちゃんの朝は、カリカリを食べてから水を飲んで外に出るのがお決まりのパターン。

この日も「開けてー」と鳴いたので飼い主さんが窓を開けてあげたものの、予想以上に寒かったのか出ようかどうしようか迷ってしまい、なかなか出られず外を眺める時間が続くことに。飼い主さんが撮影したのはその瞬間を捉えたものだったそうです。

上を見上げる三毛猫のおこめちゃん
おこめちゃん(3歳)の素顔

しかし、雪が降っている日に窓を開けっ放しにされて困るのは人間の方。外へ出るつもりがないのであれば、猫ちゃんにお家の中でゆっくり過ごしてもらう訳にはいかないのでしょうか。

飼い主さんに聞いてみると「もちろん寒いので、出かけるか眺めるのを止めるかどちらかにして欲しいと思いますが、大雪や大雨など外の風景が変わるのを眺めるのは、わたし自身も好きなので気持ちはよく分かります。」と猫ちゃんの気持ちに理解を示した上で、「窓ガラスは結露すると外が見えにくいから、結局開けてやることになります。」と、窓ガラス越しに外を眺めてもらうわけにもいかない事情があることを明かしてくれました。

この後、飼い主さんは家全体が冷え込んでしまうのを少しでも抑えようと、窓の隙間を猫の頭サイズほどに狭めてから、隣の暖かい部屋に移動して戸を閉めることに。そしておこめちゃんの方も、10分ほど外を眺めてから決心がついたのか、雪の中へと足を踏み出して行ったと言います。

降り積もった雪の中を歩いていく三毛猫のおこめちゃん
ニャンともたくましい

これで一件落着か…と思いきや、飼い主さんのお家ではもう一匹「フク」ちゃんという猫を飼っていて、おこめちゃん同様に外を見たがるため、簡単には窓を閉め切ることができません。

ストーブの前で暖を取る2匹の猫
フクちゃん&おこめちゃん

そのため、本格的な対策も考えているようで、一案としてペットドアの導入を検討中。現在はどこに設置すれば使い勝手がよいかを思案しているそうで、猫ちゃんも飼い主さん家族も快適に冬を過ごせるようになるといいですね。

取材協力:lino(@linotree_)さん

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