青い海と空には猫がよく似合う!島ネコを撮り続けて10年、写真家・ゆきじろうさんの初写真集『ネコ島は今日も快晴』

日本国内には大小合わせて6,800以上の島々があり、世界で8番目に島が多い国。その多くは無人島ですが、人間が住んでいる有人離島も300ほどあります。

長崎県・佐世保市にある島、九十九島のイメージ写真
九十九島(長崎県・佐世保市)

離島はまわりを海で隔てられているため、都会の喧騒とは無縁で、ゆったりとした時間の流れを感じられるのが魅力的。

中には猫が住んでいる島もあり、のびのびと自由気ままに過ごす猫にとっては居心地が良さそうな環境ですが、島に住んでいない人にとっては猫が普段どんな暮らしぶりをしているのか気になるところ。

そんな島で暮らす猫たちの写真を一冊まるごと楽しめるのが、12月20日に刊行された『ネコ島は今日も快晴』という書籍。

島で暮らす猫たちの日常を捉えた写真集『ネコ島は今日も快晴』 by ゆきじろう
表紙イメージ

澄みわたる空や、どこまでも続く広い海など、「青」が印象的な島で暮らす猫たちの写真を収録した写真集で、海辺をお散歩したり海風を受けながらくつろいだりと、過ごし方は猫それぞれ。

陽気でおおらかな島ネコたちの何気ない日常の姿を垣間見ることができます。

日本の島で暮らす猫たちの写真 by ゆきじろう
眺めているだけで癒やされそう

著者は島の猫たちを10年以上にわたって撮り続けている写真家のゆきじろうさん。1965年生まれのゆきじろうさんは、1997年ごろから迷子猫と暮らすようになり、気まぐれなのに義理堅いところや、甘え上手な一面に触れるうちに猫の虜になってしまったといいます。

猫の写真を撮るようになったのは、動物写真家・岩合光昭さんの作品を見て感動したことがきっかけで、2011年ごろから撮影を開始。

現在は休日になると島を訪れては猫たちと戯れ、可愛らしい表情や仕草を収めるべく撮影を続けていて、その写真を公開しているインスタグラム(@yukijirounyan)では10万人近くのフォロワーを魅了しています。

島で撮影されたキジトラ猫 by ゆきじろう
島には猫がよく似合うニャ

本書はそんな島ネコに魅せられたゆきじろうさんが、日本の何処かにある島に通い、寄り添い、遊び、心通わせながら、一匹ずつ大切に撮影した猫たちの写真を90ページ以上にわたって掲載。

優しくてたくましく、可愛らしい猫たちの日常を感じられる一冊となっています。

書名:ネコ島は今日も快晴
著者:ゆきじろう
仕様:A5変型判/96ページ
出版:自由国民社
発売:2022年12月20日

<参考>
のどかな自然には猫が似合う♪ 島で暮らすネコたちの写真集『日本の島のごきげんな猫』
東北の猫島・田代島で愛された「ねこ太郎」とは?生前の姿を記録した映像がDVDで登場
猫のラブラブな姿に癒やされるニャ〜♪ 島猫の愛情表現ばかりを収録した写真集「キス猫」

(C) JIYUKOKUMINSHA

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