トルコの競馬場でレース観戦しているのは…なんと猫!?屋内や売店にも猫が出没→イスタンブール競馬場を撮影した動画が話題に
「競馬場」と聞くと、一昔前は汚くて殺伐とした雰囲気に包まれている…というイメージを持たれがちでしたが、最近の競馬場は清潔感があって場内の雰囲気も大きく変化。
東京都府中市にある東京競馬場では80軒近くの飲食店でグルメを楽しめるほか、女性専用の休憩コーナーがあったり、アスレチックやミニ新幹線などのキッズエリアがあったりと、レース観戦だけでなく恋人や家族と楽しめるスポットへと進化している施設もあります。
一方、海外の競馬場では、日本とは一味違った雰囲気を楽しめそう。Twitterではトルコにあるイスタンブール競馬場で、観戦するおじさんたちに混じってくつろぐ猫の姿を捉えた動画が注目を集めています。
動画が始まると現れるのは、スタンドで空いている座席にちょこんと座った一匹のキジシロ猫ちゃん。撮影者と思しき人に頭を撫でられたり、顔をスリスリしたりと、まるで自宅の中でくつろいでいる飼い猫のような振る舞いです。
日本の競馬場で客席に猫が座っていたら、周りに人だかりができそうなものですが、イスタンブール競馬場のお客さんたちは至って普通。特に猫を気にしている様子もなく、馬を眺めたり雑談したりと、普段と変わらぬ光景が広がっているように感じられます。
動画の中にはスタンド以外の風景も映し出されていて、新聞を読むおじさんの傍らで置物のように猫がたたずんでいたり、売店の入口で猫がたむろしているなど、どうやら猫がいるのは競馬場の屋外だけではない様子。
ここでも周りにいる人々からは猫を気にする素振りが見られません。
それもそのはず、この映像は「イスタンブール競馬場はきっと世界で一番ネコが保護されているレース場。おじさんたちの合間でくつろぐ猫が見られます」というコメントと共に投稿されていて、現地ではいつもと変わらない日常の一コマ。撮影者は猫を探しながら散歩するのが日課で、イスタンブールに住んでいる「アジアねこ散歩(@nekosanpoch)」さん。
もともと、競馬好きだという「アジアねこ散歩」さんは、海外の競馬場にもよく行っているのだそうで、中でもここイスタンブール競馬場は客席や売店など、あちこちに猫がいる珍しいスポット。入場が無料なので猫に餌をあげるために来ている人や、触れ合いを楽しんでいる人もいる一方、大半のおじさんたちは猫に反応しないのだとか。
競馬場内の様子を撮影したこの動画は、本記事の執筆時点で1.4万を超えるリツイートと、7万を超える”いいね”を獲得。動画を見たユーザーからは、「めっちゃ行きたい」「入場無料のデカい猫カフェ」「日本にもあるといいなぁ」など、多くのコメントが寄せられています。
イスタンブール競馬場はきっと世界で一番ネコが保護されているレース場。おじさんたちの合間でくつろぐ猫が見られます🐈
— アジアねこ散歩 (@nekosanpoch) April 22, 2023
マニアックすぎる猫スポットですが、誰も行かない場所を攻めたい旅好き、猫好きさんにおすすめ。入場は無料です pic.twitter.com/PHBSW4X0w6
なんともマニアックすぎる猫スポットですが、ネコ好きな人はもちろん、誰も行かないような場所を攻めたい旅好きな人には、気になる場所であることは間違いありません。
しかし、日本人にとって海外の競馬場となると、国内以上に入りづらいイメージがありますよね。この点について「アジアねこ散歩」さんに聞いてみたところ、「おじさんばかりなので慣れない人は緊張するかもしれませんが、治安は問題ありません」とのこと。
トルコに行く機会があったらぜひ訪れてみたいですね。
<参考>
・衝撃映像!自動芝刈り機ロボットが仕事中に猫から襲撃を受ける、群馬県庁前の芝生でかわいいバトルが勃発
・イギリスに住む自閉症の男性、介助猫クロエとの入店を拒否した大手スーパーマーケットを提訴