テーマは雪と猫!写真家・吉田裕吏洋氏の個展「ゆきねこ」が1月に開催
札幌にある写真ギャラリー・富士フィルムフォトサロンで2018年1月19日から、写真家・吉田裕吏洋(よしだ ゆりひろ)さんの個展「ゆきねこ」が開催されます。
吉田さんは北海道を拠点に記録保存系のカメラマンとして活動する傍ら、札幌の街や夜景、外で暮らしている猫たちの撮影をライフワークとしており、これまでに数々の個展を開催したりグループ写真展に参加。
10月には総勢32組の出展者による300点の猫写真を展示する「渋谷ルデコ ねこ写真展」~今を生きる猫たちのキロク・キオク~にも出展するなど、猫好きな人の中にはその作品を目にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
来月から開催される個展「ゆきねこ」では、北海道を拠点に活動している吉田さんならではの「雪 × 猫」をテーマにした写真作品を展示。
実は同名の展示会が今年の1月と3月、東京都文京区と北海道札幌市にて行われていたのですが、今回はさらに規模・内容共にパワーアップした内容となっており、全紙サイズ(457mm×560mm)の大判作品が34点ほど展示される予定となっています。
編集部から吉田さんに前回の個展との違いを伺ったところ、今回の展示会は同じ「ゆきねこ」というタイトルながら、前回の写真展の続きではなく、より広く且つ身近な世界観で「ゆきねこ」と向き合っている作品を選出。
それはドラマチックでもなく、ごく淡々とした日常の一コマを撮り納めたもので、北国の冬、雪の中での日常。ある意味、非日常の中の日常を切り取ったものとも言える作品です。
また、今回の展示作品は吉田さんが通い詰めている数ヶ所のロケ地で撮った写真で、特に個展「ゆきねこ」の開催を意識してからは休みのたびに通い詰めて撮影を実施(猫達の安全、住民の方々への配慮からロケ地は非公表)。
そのためか、猫達もカメラを持った吉田さんにすっかり慣れてしまい、まるで空気と触れているかのように警戒心を解いてくれたため、とても自然な彼らを撮ることが出来たのだとか。
「非日常の中の日常に暮らす彼らの姿を、観て感じて頂けたら嬉しいです。」とは、本展の開催にあたり吉田さんから寄せられたメッセージ。
会場の「富士フイルムフォトサロン 札幌」では初となる猫写真の個展となるそうですので、お近くの猫好きな方は鑑賞してみてはいかがでしょうか。
吉田裕吏洋写真展「ゆきねこ」
期間:2018年1月19日(金)~2018年1月24日(水)
時間:10:00〜18:00
会場:富士フイルムフォトサロン 札幌
入場:無料
北海道札幌市中央区大通西6丁目1番地
富士フイルム札幌ビル1F