厳選した100点の猫アート作品を展示する「猫まみれ展」が富山県で開催

猫アート作品の収集家「招き猫亭」のコレクションを展示する企画展が、富山県にある朝日町立ふるさと美術館で2018年7月14日から開催されます。

富山県にある「朝日町立ふるさと美術館」の外観(C) furusato museum

招き猫亭とは、浮世絵の名品や国内外の作家による作品など、猫をモチーフにした美術品を40年以上にわたって集め続けているコレクターで、その所蔵作品の一部を厳選して展示する「猫まみれ展」は、これまでに全国の美術館などを巡回して開催され好評を博してきました。

そんな「招き猫亭」のコレクションが今年、神奈川県藤沢市に寄贈されたことが発表。

コレクションの中身は、アールヌーボーを代表する画家アレクサンドル・スタンランやオーブリー・ビアズリー、アメリカの美術家でポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルをはじめ、歌川広重や歌川国芳らが描いた浮世絵作品、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、岸田劉生、椿貞雄、籔内佐斗司ほか、国内外で著名な作家による油彩画、彫刻など、約450点もの猫をモチーフにした作品で構成されています。


今月から朝日町立ふるさと美術館で始まる展示会では、それらの中から厳選した約100点の作品を展示。

マルク・シャガールや藤田嗣治をはじめ、朝日町に縁のある竹久夢二、富山県出身の版画家・南桂子、同じく富山県出身で鉛筆画の第一人者・木下晋など、江戸時代から現代まで多くの作家や著名人たちが、様々な表現技法を用いて創り出してきた猫のアート作品の数々が展示されます。

<展示作品(例)>

「甘え」/木下晋/2007年
「猫の百面相」/歌川国芳(伝)
「猫を抱く婦人」/小林ドンゲ
「猫児」(部分)/1913年/川合玉堂
「猫と猫頭鷹 Ⅱ」/2000年/生田宏司 
「黒猫を抱く女」[やなぎ屋版]/1920年/竹久夢二
「猫と梅図」(装幀木版画より)/1920年/岸田劉生
「ジャパニーズ・ボブテイル」/高橋弘明/1924年/藤沢市蔵
「猫と少女」/テオフィル・アレクサンドル・スタンラン/1898年

会場となる同美術館は、朝日町にゆかりのある作家や郷土で生まれた芸術、富山の作家などを、郷土作家展や企画展・館蔵品展として紹介しているほか、日本画、洋画、木彫、書、造形、インスタレーションなど、形式やジャンルにこだわらず展覧会を企画。年に1度、国内の著名作家を迎えて特別展なども開催されています。

 

招き猫亭コレクション 猫まみれ展

期間:2018年7月14日(土)~9月2日(日)
時間:9:00〜17:00
  ※入館は閉館の30分前まで
休館:火曜日
観覧:大人 500円、小中高校生 100円

会場: 朝日町立ふるさと美術館

〒939‐0731 富山県下新川郡朝日町東草野466‐8
あいの風とやま鉄道 泊駅 徒歩15分