書籍「東京猫びより散歩」の原画展が6/5から開催、運が良いとお店の猫にも会えるニャ
看板猫のいるお店をまとめたイラストブック「東京猫びより散歩」の作者、一志敦子(いっしあつこ)さんの原画展が愛知県名古屋市丸の内にあるカフェで開催されています。
東京猫びより散歩は、雑誌「猫びより」で連載しているイラストレーターの一志敦子さんが、自信を持ってオススメする看板猫のいるお店をまとめた書籍で、レトロな喫茶店やギャラリーカフェ、雑貨店をはじめ、花屋、古書店、提灯屋、沖縄料理店、靴修理店、アトリエ、劇場、中にはお相撲さんが使う日用品の専門店まで、東京(一部埼玉)にある25のお店を収録。
自ら看板猫のいる人気のお店や評判のお店に何度も通って丁寧に取材を重ね、店内にいる猫たちはもちろん、飼い主さんやお店を訪れる人々、お店の家具や調度品、販売されている品物や料理・飲物まで、細やかにやさしいタッチで描き出しています。
6月5日からはそんな「東京猫びより散歩」をはじめ、これまで一志さんが描いてきた作品の中から、本人が選りすぐりの原画を集めた原画展を開催。
特に注目なのは、猫のいるお店の俯瞰図(上から見た図)。
机や椅子をはじめ、壁から床まで、メジャーを片手に這いつくばりながら測った寸法を元にお店の様子を再現していて、まるで天井裏から覗いているかのように店内をぐるっと見渡せるイラストは圧巻。建築を学んだ著者だからこそ描ける緻密でユニークな俯瞰図は一見の価値があります。
会場となるのは名古屋市中区、地下鉄丸の内駅近くにあるカフェ・シャトンルージュ(Café Chaton Rouge)。
フランス語で「赤い仔猫」の意味を持つ同店は、主に猫専門のアートを展示するギャラリー併設のカフェで、お店にはアメリカンカールの空さん(♂ 9歳)と海さん(♀ 9歳)夫婦、娘のジッタさん(♀ 4歳)、保護団体からやってきたアメリカンショートヘアMIXのシャルルさん(♀ 4歳)、全部で4匹の看板猫が在籍。
天井にはアクリル板で囲まれたキャトウォークがあり、猫ちゃんが出勤している日であれば、歩いていたりお昼寝している様子などを眺めることができます。
原画展の期間中は、一志さんが訪れる昔ながらの喫茶店をイメージした限定メニュー(料理、デザート)が提供されるほか、6月8日(土)には一志さんによるライブペインティングイベントも開催。
事前予約をした人の愛猫の姿を1匹ずつライブで描いてもらうことができます。
<ライブペインティングイベント>
日時:6月8日(土) 13:00~20:00
時間:一枚につき30分ほど
料金:3,000円(税込)
イベント概要
名称:一志敦子 『東京猫びより散歩』 原画展
会期:2019年6月5日(水)~7月1日(月)
時間:11:30〜21:00(日・水・木)
:11:30~22:00(金・土)
:11:30~17:00(月)
※料理のL.O.は閉店1時間前、デザートのL.O.は閉店30分前
定休:火曜
会場:Café Chaton Rouge カフェ・シャトンルージュ
愛知県名古屋市中区丸の内1-8-39
HP丸の内ビル1F
<参考>
・俯瞰図も収録!看板猫がいる店25軒を集めたイラストブック「東京猫びより散歩」
・猫を見られるチャンスも♪ 人気漫画「夜廻り猫」のチャリティー原画展が5/8〜名古屋で開催
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