猫トイレのアンモニア臭は空気より軽い!上からニオイを吸収する壁掛けタイプの脱臭機が新登場
猫や犬を室内で飼っていると気になるのがオシッコの臭い。
哺乳動物は体内で生じた有害なアンモニアを肝臓で尿素に変えて、水に溶かしオシッコとして体外に出しますが、排泄されたオシッコは空気中の細菌によって分解されて、再びアンモニアへと変化。これを放置すると、ツンと鼻をつくようなニオイの元になってしまいます。
また、アンモニアは空気よりも軽い気体のため、空気清浄機や脱臭機を床置きしたりトイレから離れた場所に置くだけでは、逆にお部屋にニオイが広がってしまうことも。
そんなおしっこ臭(アンモニア)の特性に着目して開発されたのが、サンスターから登場した「QAIS-air-(クワイスエアー)04A1J-OW」」という除菌脱臭機。
一般的な脱臭機や空気清浄機は平置きタイプのものが主流ですが、本製品は珍しい壁掛けタイプ。
「アンモニアは空気よりも軽く、上昇する」という性質に着目し、猫トイレなどの上に設置することで、ニオイが部屋全体に広がる前に素早く垂直吸収し、脱臭してくれるのが特徴です。
脱臭の仕組みは、強力な酸化剤を利用して臭いの原因物質を除去するオゾン酸化法ではなく、独自の光触媒技術とUV光を使用した脱臭方式によって、菌やウイルス、ニオイの原因物質を抑制。
オゾンや薬剤を放出せずにキレイな空気に戻してくれるほか、来客がある時やニオイが気になる時には、ボタンひとつで急速脱臭を行う便利な「MAXモード」も搭載されています。
また、フィルターを使用しないのも使い勝手の良いポイント。
空調家電を導入したけれど、定期的にパーツを掃除したり交換するのが面倒になってしまい、そのまま使わずに放置している……というのはありがちなこと。本製品はフィルターを使わない脱臭方式で、フィルターの交換や掃除が不要なため、経済的でお手入れがしやすいエコなアイテムです。
その他にも、本体側面の操作ボタンはペットによる誤動作を防ぐフラット設計で、電源コードにはペットの接触や噛んでしまう事故を防止するための保護カバー付きとなっているほか、万が一噛んでしまった場合を考慮して低電圧設計になっているなど、ペットの安全性に配慮。機械音に敏感なペットのために快適な静音性を実現するなど、ペットファーストな設計になっています。
取り付け方は、石膏ボードの壁なら専用ピンをコインなどで押し込み固定するだけ。猫トイレやケージの真上など、ニオイが立ち込めやすい壁に取り付けられるので、床置きタイプのように設置スペースを確保する必要がありません。
見た目は主張しすぎないシンプルなデザインで、部屋に馴染みやすいオフホワイトカラーを採用。価格は38,500円で、サンスターの公式サイトなどにて9月5日より発売される予定となっています。
<参考>
・カーテンで猫のプライバシーにも配慮!オゾン発生器で消臭する自動猫トイレ「PETJC Plus」
・NASAも認めた技術で猫トイレを強力消臭、小型消臭器「VentiFresh」
・消臭力のエステーがペット用品ブランドを立ち上げ!第一弾商品としてシステム猫トイレを発売
画像提供:Sunstar Inc.