NASAも認めた技術で猫トイレを強力消臭、小型消臭器「VentiFresh」
夏といえば猫トイレのニオイが気になる季節ですが、猫トイレの嫌なニオイを分解して消臭してくれる小型消臭器が登場しました。
白×ターコイズブルーの爽やかカラー
なんでもNASA(アメリカ航空宇宙局)も認めた「光触媒」という技術を利用しており、光のエネルギーを利用することによって分子の酸化速度を加速させ、臭気を分解して水と二酸化炭素に素早く転換することができるのだとか。
「光触媒」とは、光を照射すると自らは何も変化することなく周りのものを変える(化学反応を促す)働きをもつ触媒物質のこと。
この消臭器には光触媒が中に入っており、光センサーが暗闇を感知すると自動でLEDの光を照射してニオイが分解される仕組みになっています。
また、一般的な消臭器では、空気を吸い込みニオイの元をフィルターでキャッチしてキレイになった空気だけを排出する、といったような仕組みのものが多いですが、この消臭器はニオイの元を光触媒による分子レベルの化学反応で分解するため、消臭器にありがちなフィルターの掃除や消耗品を交換する必要がありません。
電気製品のため電源を必要としますが、モバイルバッテリーなどと接続すれば近くにコンセントがない場所でも使用できるほか、温度は0度〜45度までの環境下に耐えることができるので冷蔵庫の消臭用としても使えます。
臭気が強い場所では1日10時間以上の使用が推奨されていますが、毎日24時間稼働した場合でも1ヶ月間の電気料金は約37円ほど。
とは言え、気になるのはその効果ですが、開発元の研究チームが行った市販の重曹と消臭効果を比較した試験では、ゴミ箱のフタに取り付けて10分後にゴミ箱内に残っているアンモニア濃度を測定したところ、アンモニアの残濃度が重曹よりも半分以下に減少した結果が示されており、高い臭気処理能力があるとしています。
NASAがこの光触媒の技術を利用して、国際宇宙ステーション内で清潔な環境を保っていることから、NASAも認めた技術を使った製品と謳っている訳ですね。
実はこの技術の応用は工場や病院、レストラン、家庭など様々な場所で使われているのだそうで、製品によっては消臭剤や消臭スプレー、空気清浄機などにも応用されていたりします。
今回ご紹介した消臭器は暗闇を感知した時に動作することから、基本的には密閉空間での利用が想定されており、猫トイレ本体に装着する場合はフタ付きの猫トイレということになりそうですが、猫のトイレのニオイに悩んでいる方には気になるアイテムではないでしょうか。
もちろん猫トイレ以外の用途にも使うことができ、生ゴミやおむつのニオイが気になる場合は、ゴミ箱やおむつ処理ポットなどのフタに取り付けることもできるほか、玄関や下駄箱のニオイ対策としても使うことができます。
この製品は現在、動画ショッピングサイトのDISCOVER(ディスカバー)にて販売されています。