彫刻のようなネコ顔が個性的♪ 大正13年創業の窯元が作る猫用のフード&ウォーターボウルが登場
猫の健康と、飼い主さんのライフスタイルに寄り添ったアイテムを開発する「cat design」という猫用品ブランドが誕生。第1弾商品として猫用のフードボウルとウォーターボウルを公開しています。
どちらもヴィンテージのコンポート皿(果物を飾る脚つきの器)をイメージして作られた食器で、特徴的なのは側面に立体的な猫の顔がデザインされている点。
ハンドメイドの風合いが出るようにあえて凸凹感のあるデザインを採用していて、焼き物の産地として知られる愛知県瀬戸市の窯元で一つ一つ職人の手作業によって仕上げられているほか、一点ずつ釉薬(表面のガラス層)のかかり方が異なるため、色合いにムラが出て個性的な味わいを生み出しています。
機能性の面では、それぞれのボウルごとに猫の使いやすさを追求。
フードボウルは、食べやすさを重視した設計になっていて、ブリティッシュショートへアやスコティッシュフォールド、ミックス猫などに実際に使ってもらいテストを実施。
食べている時に食道の位置が胃より下になりすぎない高さや、鼻が低い猫でも食べやすいように幅広で深すぎないサイズになっていて、器の高さをある程度確保することで高齢猫が食べる時の脚の負担を軽減する狙いもあるといいます。
一方のウォーターボウルは、台形にして飲み口を広くする事で、猫が器の中のお水を認識しやすいデザインを採用。センサーのような役割を果たす猫のヒゲが引っかからない大きさになっています。
色は部屋のインテリアに馴染みやすい2種類のベーシックカラーがラインナップ。
「HAKU(ホワイト)」はボウルの角がグレーに透けるようベースの釉薬にグレーを使用し、その上からホワイトを2度がけするというこだわりよう。
一方の「SUMI(グレー)」は深みを持たせるために、濃紺のカラーを混ぜたオリジナル釉薬を使用しているブランドオリジナルのカラーとなっています。
器は電子レンジや食洗機に対応しているので、フードをふやかしたり洗ったりする時の手間を軽減。飼い主さんが手でも洗いやすいようにツルツルな質感に仕上げられているほか、人間が使用できる食品衛生法の基準値をクリアするなど安全性にも配慮されています。
フードボウルとウォーターボウルの一般販売予定価格はいずれも4,950円で、2022年8月23日まではクラウドファンディングサイトのマクアケ(makuake.com)にて先行販売を実施中。
期間中は20%〜30%ほどの割引価格で購入できる早割プランを数量限定で提供しており、今後は猫用ダウンやフードストックなどの製品開発も予定しているとしています。
<参考>
・猫のヒゲストレスも軽減するニャ!波佐見焼の陶磁器メーカーが猫用のフードボウルを開発
・ペットフードを入れると自動で分量を計測!専用アプリからデータも確認できるスマート給餌器が登場
・猫ブームがウォーターサーバー業界にも到来!?猫デザインの特別モデルが222台限定で発売
(C) cat design