伝統的工芸品の「招き猫」もいるにゃ〜羽田空港の江戸小路に東京おみやげ専門店がオープン
羽田空港国際線ターミナル4階にあるメインストリート「江戸小路(えどこみち)」に、東京みやげを販売するショップ「Tokyo Tokyo Official Souvenir Shop」がオープンしました。
江戸小路は2010年に、国際旅客ターミナルの開業と同時にオープンしたショップ&レストラン街。
現代の名匠が伝統的な日本式工法を追求して江戸時代の街並みを再現した空間には、神田明神の色彩をイメージして造られた赤い柱の舞台を中心に「和」や「江戸」をテーマにした飲食店やショップなどが立ち並び、散策しながら江戸時代にタイムスリップしたような感覚で日本の伝統や文化を楽しめるとあって空港の利用客で賑わっています。
2020年2月22日には、東京みやげの専門店「Tokyo Tokyo Official Souvenir Shop」が新たに出現。
これは東京都と民間企業が共同で「Tokyo Tokyo」をモチーフとした商品を開発して販売する「東京おみやげ」製作プロジェクトの一環としてオープンしたお店で、店内の壁には江戸から続く伝統と最先端の文化が共存する「浅草」や「渋谷」を描いた線画がデザイン。
陳列棚にはTシャツ、がまぐち、ジグソーパズルなど、同プロジェクトによって開発された伝統工芸品や雑貨などが並んでいます。
中でも注目なのは、独創的な人形づくりで数々の賞を受賞している伝統工芸士、二代目・柿沼東光氏の工房が開発した「招き猫」の江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)。
木目込人形とは、布地を木の切れ目にはさみ込んで衣装を着ているように仕立てた人形のことで、同工房では金運を招く右手を挙げたポーズの「風水」シリーズや、両手を合わせたポーズの「星に願いを」シリーズなど、個性的な招き猫を展開。
目にスワロフスキー、鈴にパワーストーンをあしらい、胴体には絹地のほかプリント布や革を使用するなど、従来の木目込にはなかった素材を取り入れることにより招き猫の新しい世界観を創り出しています。
今回登場した「東京おみやげ」専門店で販売されているのは、「風水」シリーズと同様に右手を挙げ、水色と白を基調としたカラーで仕上げた2種類の招き猫。
和と洋の雰囲気をまとったモダンな木目込人形で、いずれもボディには「Tokyo Tokyo」の文字がプリントされたオリジナルデザインとなっています。
店内ではその他にも、はっぴーだるま/まめはぴ、マグカップ、ジオクレイパー(東京タワー、江戸城)などの東京みやげも販売。
エスカレータ付近では、オリジナルだるま作りや折り紙教室のワークショップなども実施が予定されています。
<Tokyo Tokyo Official Souvenir Shop>
時間:8:00~21:00(無休)
場所:羽田空港国際線旅客ターミナル4階 江戸小路
住所:東京都大田区羽田空港2丁目6-5
運営:東京都
面積:約26㎡
参考:猫をモチーフにした新しい東京土産!スイーツブランド「TOKYO CROWN CAT」が誕生
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