アメリカ発、猫好きのためのカードゲーム「とるネコ」の完全日本語版が発売

ネコからの評価を高めながら一番の愛猫家を目指すカードゲーム「とるネコ」が2019年2月21日に発売されました。

ネコ好きのためのカードゲーム「とるネコ 完全日本語版」製品パッケージ

これはボードゲームやカードゲームなどを開発しているアメリカのゲームメーカーAlderac Entertainment Groupが発売している「Cat Lady」という作品を日本語化した2〜4人用のカードゲームで、プレイヤーはマリー・アントワネットやアーネスト・ヘミングウェイ、パブロ・ピカソなど、偉人の名を冠したネコの飼い主となり、プレイヤー同士でネコやグッズを獲得する交流会をたびたび開催していきます。

ネコやオモチャ、エサ、マタタビ、ネコ用コスプレ衣装などを手に入れていく傍ら、充分な餌を与えたり個性に配慮しながらネコとの愛情を高めていき、ネコからの支持をたくさん集めたプレイヤーがより多くの勝利点を獲得。

一番の愛猫家を目指し競い合って楽しむゲームで、1回のプレイ時間はおよそ30分ほどとなっています。

カードゲーム「とるネコ 完全日本語版」の付属品イメージ
ユニークなネコの名前にも注目!


 

小説「老人と海」の作者であり、世にも珍しい6本指のネコを飼っていたアメリカ人作家の「アーネスト・ヘミングウェイ」をはじめ、トルコ原産の美しい長毛猫・ターキッシュアンゴラを飼っていた言われるフランスの王妃「マリー・アントワネット」、シャルル・ペローの童話「長靴をはいた猫」でネコの主人に名乗らせた「カラバ侯爵」、ネコ好きで女性の絵と共に猫をよく描いたスペイン生まれの世界的な画家「パブロ・ピカソ」、自宅で多くの野良猫を引き取ったり川に複数のボートを浮かべてネコの住処として開放するなどして多くの猫の命を救った「ヘンリエット・ヴァン・ウォールド」など、猫にゆかりのある偉人の名を冠したネコが登場。

その他にもゲーム制作者が昔飼っていたネコの名前や、ネコに似合う食べ物の名前など、ユニークな名称が付けられています。 

カードゲーム「とるネコ 完全日本語版」のカードイメージ

作者であるJosh Wood(ジョシュ・ウッド)氏によると、まだ猫をテーマにした作品が少ない時期から本ゲームの構想を温めていたのだそうですが、いざアイディアの製品化を検討する頃にはたくさんのネコをテーマにした製品が販売されており、所属する会社からは別のテーマで再考するように促されたのだとか。

しかし「ネコのために作ったから譲りたくなかった」との思いから、自分のアイディアを押し通して発売にこぎつけ、結果的に販売は好調。アメリカではネコ好きな人を中心に人気を博しています。

今回発売されるのはその日本語版となる製品で価格は2,800円。
2019年2月21日より発売されています。

<仕様>
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30分
難易度 :★☆☆☆☆
本体価格:2,800円

<内容物>
展示カード:102枚
ノラネコカード:13枚
勝利点トークン:6個
見張りネコマーカー:1個
エサキューブ:60個
ルール説明書:1冊
(カードサイズ:63×88mm)

(C) Arclight, Inc.

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