猫と一緒に避難する時にも便利!内部を2部屋に仕切れる大型キャリーバッグ「ペットツインカーゴ」
複数の猫を飼っていると、中には猫ちゃん同士の相性が良くないというケースがあります。

特に成猫のオス同士やメス同士、静かにゆっくり過ごしたい高齢猫と元気いっぱいの子猫などは、あまり相性がよくないと言われています。
しかし、健康診断や定期ワクチンを受けに動物病院を訪れたり、一時的に誰かに預けたりする時など、仲が悪くても一緒にお出かけしなければならない時がたまにはありますよね。

室内飼いしている猫ちゃんにとって外出は非常事態なので、普段は仲の悪い猫同士でも、その時だけは協定を結んで意外とケンカしなかったりもするのですが、どうしてもダメだという猫ちゃん同士の場合は困ってしまいます。
別々のキャリーを用意したり、2往復するといったやり方もありますが、どちらにしろ飼い主さんにはちょっと面倒。できれば1回で猫たちを連れていきたいですよね。
そんな時に便利なアイテムが、内部を2部屋に仕切ることができる「ペットツインカーゴ」というキャリーバッグ。

真ん中で2つの空間に仕切ってお互いの視界を遮ることができますので、仲が悪い猫同士にとっては一緒のキャリーに入れられるよりも、ずっと精神的な負担を減らすことができます。
■ペットツインカーゴの特徴
・折りたたみ式でコンパクト
・簡易テントみたいに広げるだけ
・内部を2部屋に仕切れる
・丈夫な構造&素材を採用
・車の後部座席に設置できる
・災害時の居住空間に
というわけで、今回はこのアイテムをご紹介したいと思いますよ。
「ペットツインカーゴ」の外観・デザイン
まずは最初にひととおり全体を見てみましょう。こちらがバッグの正面になります。


閉じてあるファスナーを開けると入口が現れます。


同じように本体サイドもファスナーで開くようになっています。では猫になったつもりで中に入ってみましょう。

中を仕切っていない状態だと圧巻の広さ。この視点から見た奥行はにゃんと約92cmもありますよ。
※概寸:幅92×奥52×高55cm
一匹で使用すると、キャリーバッグにしてはかなりゆったりとした空間になります。

これだけ大きなキャリーなので、上部には持ちやすいように取っ手が2つ付いています。

サイドにはマジックテープで止められるポケットが付いていて、オヤツやウェットティッシュ、トイレシートなどを収納できるので便利ですね。


「ペットツインカーゴ」の特徴
全体を見たところで、ここからは「ペットツインカーゴ」の特徴を見ていきましょう。
■折りたたみ式でコンパクト
内部が広い分、大きなキャリーバッグですが、使わない時はこのように折り畳んでおくことができます。

折り畳んだ時の厚みは約9cmと、かなりコンパクト。
※折り畳み時:幅60×奥60×厚9cm
折り畳んだ状態であれば、付属のケースに収納することも可能。

ショルダーも付属しているので持ち運びも楽々です。


収納ケースにも備品を入れられるポケットが付いています。

■簡易テントみたいに広げるだけ
キャリーを折り畳んだ状態から組み立てるのはとっても簡単。

骨組みにスプリングワイヤーが組み込まれているので、素手で広げるだけでキャリーバッグの形になります。

空の状態で重さは約1.6kg。持ち上げても型崩れせず、しっかりとした構造になっていますよ。

■内部を2部屋に仕切れる
真ん中の仕切りをファスナーで開閉できるのがこのキャリーバッグの大きな特徴です。

ピッタリ占めると完全に2部屋の空間ができあがります。

これなら仲の悪い猫同士でも視線が合うことはありませんね。


■丈夫な構造&素材
キャリーバッグが脆いと壊れた時に猫が逃げてしまいますので、丈夫に作られているかどうかはこの手の商品を選ぶうえで大事な要素です。
ペットツインカーゴの場合は、以下(赤線+矢印)の部分に直線のスプリングワイヤーが組み込まれています。

この膨らんだ部分の中にワイヤーが入っていて、

しっかりとした骨組み構造になっています。

また、キャリーの生地には、登山用リュックの底に使われるものと同レベルの強度を持つ素材が使われています。

■車の後部座席に設置できる
猫を2匹入れたキャリーバッグを手に持ったまま運ぶこともできますが、目的地までの距離が遠い場合には、車に乗せられることも大事なポイントです。
広げた状態の大きさは幅92×奥52×高55cmなので、多くの車種の後部座席に収まるサイズです。

車に乗せた時に役立つのがこの黒いサスペンダーのような部分。

ここにシートベルトを通して後部座席に固定できるようになっているのです。

横から見るとこんな感じですね。

もちろんワンちゃん同士で乗ってもOKですにゃ。

■災害時の居住空間に
一匹で使用するとかなり余裕があると前述しましたが、その広さを活かして災害時の猫の居住空間に利用することもできます。
猫が中で過ごすことを考えると必要になるのがトイレですが、実はこのキャリーバッグを販売しているメーカーは、同じデザインで携帯用の防水猫トイレを別売りしています。

中に入れてみるとサイズ感もデザインもピッタリ。

こんな感じでキャリーバッグの中で用を用を足すことができます。

猫トイレを置いてもまだ余裕があるように見えますね。

また、中にはフックを掛られるパーツが何個か付いているので、

ハンモックなどを取り付ければ猫ベッドの代わりにもなります。
※ハンモックは付属していません
退屈しのぎにオモチャをぶら下げてもOK。

愛猫のネームタグを収納できるスペースもありますので、避難所などでは目印になるかもしれませんね。

さて、今回ご紹介した「ペットツインカーゴ」。多頭飼いしている猫の仲が悪い場合や、1匹しか飼っていない人でも災害時に使えたりと、なかなか多機能なキャリーバッグではなかったでしょうか。
気になった方は、ベージュ以外に、シックなブラックカラーもありますので比べて検討してみると良いですよ。


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