首輪が苦手な猫でもOKニャ!シャープの猫トイレ「ペットケアモニター」に体重識別モードが追加

大手電機メーカーのシャープが製造販売を手がける猫トイレ「ペットケアモニター」に、猫の体重によって個体を識別できる新機能が追加されました。

シャープの猫用システムトイレ「ペットケアモニター」製品使用イメージ
SHARPのペットケアモニター

ペットケアモニターは猫がトイレを使うたびに、体重、尿量、尿回数、滞在時間、周囲の温度などを自動で計測してくれる次世代猫トイレ。

計測したデータはクラウド上に記録&グラフ化され、COCORO PET(有料サービス)の加入者は専用のスマホアプリを通じていつでも確認することができるため、動物病院などで愛猫の健康状態を聞かれても正確なデータを元に伝えることができます。

「ペットケアモニター」の専用アプリの画面イメージ
アプリ画面イメージ

データに変化が見られる場合は、アラートによって通知する機能も搭載。

たとえば「尿量や尿回数が先週と比べて多くなっている」といった情報をスマートフォンに通知してくれるため、飼い主さんが愛猫の体調変化に気づくのをサポートしてくれます。

多頭飼いをしている場合には猫ごとのデータを計測できるように、首輪に装着する「個体識別バッジ」をオプション(4,378円/1個)で提供。

約9gの小型軽量設計で10頭の猫まで対応しており、見た目がそっくりな兄弟猫でも、どの子がトイレを使用したのか高い精度で識別することができます。

「ペットケアモニター」の固体識別バッジを装着した猫
首輪に付けられる個体識別バッジ

しかし、猫の中には首輪をするのを嫌がる子も少なくないのが実情。

今回新たに追加された「体重識別モード」は、その名のとおり体重によって猫を見分けることができる機能で、首輪&バッジを装着していない猫でもいつトイレを使ったのか、個別にデータを計測できるようになります。

猫トイレ「ペットケアモニター」に追加された体重識別モードのアプリ画面イメージ
多頭飼いのアプリ画面イメージ

シャープによると、体重が極めて近い場合や体重の入れ替わりがある場合などには、正しく識別できないケースがあるとしていることから、明確な体重差がある猫を多頭飼いしている人にとっては便利な機能と言えそうです。

従来のバッジ識別モードも継続して提供されるため、ユーザーは使用環境によって2つのモードから選択することが可能。各モードはスマホアプリで簡単に切り替えることができます。

この体重識別モードは2021年9月9日より提供を開始。猫の識別可能数は専用バッジと同じく10頭で、ペットケアモニターの既存ユーザーは追加料金の負担なく利用することができます。

<参考>
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(C) Sharp Corporation

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