「そこは寝る場所じゃないw」「猫は液体だから流されちゃうよ!」トイレタンクの上で眠る猫ちゃんのカワイイ姿がSNSで大反響
トイレのタイプによっては、タンクの上部についている手洗い器。
水洗レバーやスイッチを押すと、便器の洗浄と同時にタンク上部にある配管から水が出てくる仕組みで、その用途はもちろん人間の手を洗うためのもの。しかし、トイレ内に猫が侵入してしまうと、本来とは違った使い方をされてしまうこともあるようです。
アメリカンショートヘアのあんこちゃんにとって、ここは猫ベッドのような休憩スペース。トイレタンクのフタの凹みが、猫の体の丸みにフィットするのか、くるんと丸くなった体を収めるのにピッタリで、目を細めたままスヤスヤと眠る表情はとっても居心地が良さそうです。
この光景を見た飼い主さんの第一印象は「トイレ使えない…」というもの。確かにこのままトイレを流してしまったら、上の手洗い管から水が流れ出して、眠っている猫ちゃんが水浸しになってしまいます。
この写真が「猫ってほんとどこでも寝る…」という飼い主さんのコメントと共にSNSのX(旧Twitter)に投稿されると、1,700件を超えるリポストと21,000件の”いいね”を獲得。写真を見たユーザーの中には、飼い主さんと同様の感想を抱いた人も少なくないようで、「トイレが流せない」「そこは寝る場所じゃないよw」「猫は液体なので流さないでください」「そこはブルーレットを置くだけ!のところです」などのメッセージが寄せられて大きな反響を呼んでいます。
猫ってほんとどこでも寝る… pic.twitter.com/CFjhhsoSNO
— あんこ (@cat_anko3) October 1, 2023
猫を飼っているお家であれば、同じような光景を再現してみたくなりそうですが、このトイレタンクは猫ちゃんの体がすっぽりと入っているので、かなりサイズが大きいように見えます。しかし、飼い主さんに確認してみると「むしろタンクはやや小さいかもしれません」と意外な回答が。実はあんこちゃん。体重が3.4キロと小柄な猫ちゃんのため、狭いスペースでも体が潜り込みやすいのだとか。
一方、あんこちゃんにとっては、この場所で眠ることにどのような意図があるのでしょうか。お家の中にはトイレよりも快適に過ごせるスポットがたくさんありそうな気がしますが、何故わざわざこの場所までやってきて眠っているのか気になるところです。
飼い主さんの話によると、普段、トイレ内には猫が自由に出入りできないようになっているものの、この日は「トイレから人が出た瞬間を狙って、入れ替わるように忍び込んだ可能性が高いです」と侵入経路について推測。
そして、普段入ることができない場所を探検しているうちに、疲れて眠たくなったのではないか…というのが飼い主さんの見立て。過去にも猫ちゃんがトイレに侵入したことは何度かあり、その時も同じようにトイレタンクの凹みで寝ていたと言います。
とはいえ、このままトイレの中に猫ちゃんを置いておくのも心配。ということで、飼い主さんはこの後、写真だけ撮影してからすぐ猫ちゃんに起きてもらったのだそう。
しかし、猫ちゃんの熟睡度合いによっては起きてくれない場合もあり得ます。そして、そんな時に限って家族が急にトイレを使いたくなってしまったら…どう対応していたのか聞いてみると「おやつで取引します」とのこと。確かに大好物のオヤツを顔に近づけてあげるとすぐに目を覚ましてくれそうですよね。
そんなあんこちゃんは、現在4歳の男の子(4歳)。豊かな表情やコミカルな仕草がたびたびSNSで話題になる人気の猫ちゃんで、テレビや雑誌、ネットニュースなど各種メディアにときどき取り上げられる、ネコ好きな人の間では知られた存在。
お家では飼い主さんに甘えるのが大好きなようで、「とにかく癒されます。よく寝ているので眠気を誘われたりお膝に乗ってきて甘えてきたり可愛いです。」と語る飼い主さんは、すっかりあんこちゃんに魅了されている様子。
SNSのX(旧Twitter)ではそんなあんこちゃんの日常が公開されています。
取材協力:あんこ(@cat_anko3)さん