39匹の中で頂点に立った猫は…?全国の宿から選ぶ「自慢の看板猫ランキング」2023年度版が発表

旅行の予約サービスを手がける楽天トラベルから、全国各地にある宿泊施設の「看板猫ランキング」の最新版(2023年度版)が発表されました。

全国各地にある宿泊施設の「看板猫ランキング」2023年度版
恒例の看板猫ランキング

これは楽天トラベルが毎年2月頃に実施している恒例企画で、同サイトで紹介されている看板猫の中から楽天会員が「可愛い」「会いたい」と思う猫を集計したランキング。

9回目となる今回は、全国から39の看板猫たちがエントリーし、延べ3,926票の投票が行われましたが、本記事ではトップ3の猫ちゃんにフォーカスして紹介します。


おもち(大分県)

栄えある1位に輝いたのは、別府温泉の新玉旅館にいる看板猫「おもち」。

別府温泉の新玉旅館にいる看板猫の「おもち」
「おもち」♂

「にゃんたま旅館」の愛称で知られる同旅館は、3代目の女将が20年近く地域猫活動に取り組んでいるという愛猫家で、大分県最南端の海に浮かぶ深島の猫を助けることをきっかけに地域猫活動をはじめ、旅館で猫を保護するようになってからは1匹1匹と増え続け、今では約80匹以上の猫が生活。昨年のランキングではハチワレ猫の「シカマル」が2位にランクインしています。

今年1位に選ばれたグレーハチワレ柄の「おもち」は、新しく入ってきた子猫たちの面倒をよく見るという、優しい性格の兄貴分的な存在。一方、人間の膝の上に乗って甘えるなど人懐っこい面もあり、宿泊客の間で人気を集めているのだとか。

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ムギ(長野県)

2位は昨年の看板猫ランキングで1位だった野沢温泉の桐屋旅館にいる「ムギ」。

野沢温泉の桐屋旅館にいる看板猫「きなこ」。
「ムギ」♀

6匹の猫が暮らしている同旅館では新参者に当たる「ムギ」は、野沢温泉の大湯通りで保護された三毛柄の女の子。現在は先輩猫を見習いながら看板猫として修業中であるものの、時には先輩猫に対して果敢に飛びかかっていくわんぱくな一面も。

人間に対しては人見知りをせず、触られたり撫でられるのが大好きな性格のため接客業向きで、膝やスリッパを温めたりして宿泊客を魅了していると言います。

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あんず(大分県)

3位に選ばれたのは由布院温泉、笑ねこの宿にいる「あんず」。

笑ねこの宿にいる看板猫「あんず」。
「あんず」♀

幼少期に家族とお別れしてしまった悲しい過去があるけれど、今は人間と猫の大家族に囲まれて幸せに暮らしているキジトラ柄の女の子。宿にいる猫の中では一番人懐っこい性格で、宿に併設された猫カフェでは、お客さんの肩や膝の上に乗ってくることもある甘えん坊。ニャンと名前を呼ぶと走ってきてくれる事もあるのだとか。

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温泉宿は日常から離れてゆったりとした時間を過ごせる一方で、入浴後は時間を持て余してしまう…なんてこともありがち。そんな時、宿に猫がいて眺めたり触れあえることができたら、体だけでなく心もポカポカしてきそうですよね。

楽天トラベルの公式サイトでは、看板猫がいる宿のランキングトップ20まで公開されているので、気になる人はチェックしてみては。

<参考>
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