NFTデジタル特典で猫のおもしろショットも撮影できる!ねこ写真家・沖昌之さんの新作写真集『日常にゃ飯事』

「必死すぎるネコ」「残念すぎるネコ」などの著書で知られる猫写真家、沖昌之さんの新しい写真集『日常にゃ飯事』が3月3日に刊行されました。

猫写真家、沖昌之さんの猫写真集『日常にゃ飯事』表紙イメージ
表紙イメージ

現代の日本社会では、過剰な仕事量や長時間労働、仕事や学校における人間関係、災害や健康問題など、さまざまな要因でストレスを感じやすい環境にあります。

そんな時でも暗い気持ちを一瞬で吹き飛ばしてくれるのが猫という存在。愛くるしい表情やクスッと笑える仕草、悩みがなさそうにのんびりと過ごす姿を見ていると、不思議と心が軽くなっていきます。

本書はそんな猫が走っていたり、眠っていたり、毛づくろいしたりしている日常のひとコマを捉えた写真集で、何も考えずにパラパラと眺めて楽しめるのはもちろん、文章と合わせて読むと写真がより引き立つ構成になっているのが特徴。

じゃれ合う3匹の猫の日常写真 by 沖昌之
こんな日常シーンも

それぞれの写真には、猫が感じているであろう気持ちがテキストで添えられていて、たとえば、口を開けながら両手を掲げる猫の写真には「これくらいのネズミを見つけたんだけど、見ませんでしたか?」、ロープにすりすりしている猫の写真には「もしもーし!ヒモをつたって何か聞こえると思ったのになぁ。」といった具合に、猫の気持ちを沖さんが手書きのメッセージで代弁。

写真を見て直感的に感じる印象とは別に、違った角度から写真を楽しむことができます。

人間に話しかけてくるように見える猫の写真 by 沖昌之
話しかけてくる猫
糸電話しているように見える猫の写真 by 沖昌之
電話中の猫!?

また、本書では製本方法にも特別なこだわりが。新しい本はページが真っ直ぐにピンと伸びていて、めくっても反動で閉じてしまうため、片手で抑えながらでないと読みづらいのが一般的。かと言って新品の本にいきなり折り目をつけるのも何だか気が引けてしまいます。

この写真集はコデックス装という特殊な本の綴じ方で作られていて、新品でも本を開いた状態のまま見ることが可能。珈琲を片手に可愛らしい猫の姿をゆっくり眺める…といった楽しみ方もできそうです。

コデックス装で180度開ける猫の写真集『日常にゃ飯事』
180度まで開く特殊な製本を採用

その他にも、猫写真集としては珍しいNFT(非代替性トークン)を活用したデジタルコンテンツが特典として付属。

写真集『日常にゃ飯事』のNFT特典、猫のデジタルアクリルスタンド
デジタルアクリルスタンド(全5種)

付属のギフトカードに記載されているQRコードをスマートフォンで読み取ると、沖さんのネコ写真を使ったデジタルアクリルスタンドを2種類取得することができます。

取得したデジタルアクリルスタンドは、AR表示で現実世界に重ね合わせることができるため、取っ組み合いする猫をポストの上に置いたり、スクーターを運転する猫を道路に置いてみたり、自分の隣に置いて一緒に写真を撮影したりして楽しめるのも本書ならではの特徴。

猫のデジタルアクリルスタンドをAR表示したイメージ
面白い写真が撮れそうニャ

猫の日常を眺めて癒やされるのはもちろん、読んだ後も楽しめる一冊となっています。

書名:日常にゃ飯事
著者:沖 昌之
仕様:96ページ/オールカラー
出版:インプレス
発売:2023年3月3日

<参考>
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