猫と快適に暮らす本格リノベーション「マイリノペット for ねこ」第2弾の施工事例が公開
猫と人が快適に暮らせるように建物を改修するリノベーションサービス「マイリノペット for ねこ」の第2弾となる施工物件が公開されました。
近年、猫の飼育頭数はわずかながら増加傾向が続いており、ペットを飼育できる住宅の数も増えていますが、人間とペットが共に楽しく健康的に暮らせることを考慮した物件は、まだまだ少ないのが現状です。
「マイリノペット for ねこ」は猫と人が一緒に暮らすことで生じる負担を減らし、猫も人も楽しく健康的に長生きできる住まいづくりを目的としたサービスで、物件探しから資金計画、契約、デザイン設計、施工までをワンストップで提供。
獣医学博士で自身も3匹の猫を飼っている田園調布動物病院の院長・田向健一氏が監修を手がけ、ペットを飼っている家庭独自の家事導線をはじめ、ペットと暮らす上で問題となりやすいニオイ、ペットの健康まで考えた空間づくりをするのが特徴です。
今年の3月には第1弾が完成して見学会などが行われていましたが、新たに第2弾となる施工物件が公開。本記事では気になる物件のこだわりポイントについて見ていきます。
オリジナル家具
こちらは猫のために制作されたオリジナル家具「マイリノ・キャビネット」。
壁面に備え付けた細長いキャビネットで、天井部分には穴が空いているため猫が自由に行き来して上下運動をできるようになっているほか、お昼寝や来客時など猫が一人でゆっくりしたい気分の時には隠れ家スペースとしても機能。
キャビネットは5つの仕切りで区切られており、引き戸をスライドさせることで部分的に入れないようにして、猫に触って欲しくないものを収納することもできます。
多機能な塗り壁素材
猫の気になるニオイ対策として、壁面には獣医師が選定した自然素材の塗り壁を採用。
吸湿・放湿機能によりカビやダニの発生を抑制する「調質効果」と、ペット特有のニオイも軽減する「消臭効果」を併せ持つ素材を塗って仕上げられており、猫を多頭飼いしている家庭でも人間の暮らしの快適性を保つ工夫が凝らされています。
やぶけない障子紙
また、猫を飼っているとなかなか設置できないのが、紙で出来た破れやすい障子。和室に落ち着いた雰囲気をもたらしてくれるものの、猫にとっては遊びの的になりやすく、張り替えの手間を考えると躊躇してしまう飼い主さんも多いのでは。
本物件では天然素材の和紙を樹脂でラミネートした障子を導入しており、猫が触ったり引っ掻いたりしても破れにくく、汚れてしまった場合は表面を水拭きして清潔に保つことが可能。
和紙が生み出すやわらかな光と風合いを猫との暮らしの中で楽しむことができます。
猫専用の入り口
一方、室内のドアは猫が自由に移動できるように開けっ放しにするのが望ましいですが、夏場や冬場はエアコンの運転効率を高めるためになるべく閉めておきたいところ。
そのため洗面室や寝室に猫専用の入口を設置。洗面室は猫トイレを置くことができ猫がいつでも出入りして用を足すことができるほか、寝室の入口には戸に鍵をかけられるようになっていて、飼い主さんの都合で閉め切れるため、猫と人との程よい距離感を確保できる作りになっています。
汚れや傷に強いクロス
猫が壁紙を引っ掻いてしまう猫飼いさんにありがちな悩みにも配慮。
獣医師監修の汚れやひっかき傷に強いクロスを壁に採用しており、万が一壁に引っかき傷が出来てしまった場合でも、部分張り替えが出来るようにクロスを上下で見切りが付けられています。
オリジナル家具や塗り壁、猫用の入口など、個人では簡単には導入できないこだわりポイントが詰まった事例でしたが、この猫用リノベーション「マイリノペット for ねこ」では現在モニターを募集中。採用されると取材やインタビューに協力する等の条件付きで、リノベーション費用が50万円引きになる特典を受けることができます。
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