100匹の猫を収録!指定色を塗るとイラストが現れる「パズルぬりえ」最新刊のテーマは猫
塗り絵と言えば、一昔前は子供がやるものという風潮がありましたが、特別な道具を用意する必要がなく、絵を描くのが苦手な人でも達成感を得られやすいほか、ストレス解消や脳の活性化、認知症予防、集中力の向上など、さまざまな効果が期待されることから、大人向けに作られた書籍も多く発行されています。
中でも近年人気を集めているのがパズル塗り絵というジャンル。
パズル塗り絵とは、パズルのようなピースの中に番号が振られていて、数字ごとに指定された色で塗りつぶしていくと、色彩豊かなイラストが浮かび上がってくるというもの。
番号に対応した色で塗るだけなので色選びに迷うことなく、誰でも簡単に始めることができるほか、塗り終わるまではどんなイラストになるのか分からないため飽きにくく、集中力も高まりやすいのが特徴です。
そんなパズル塗り絵を100点収録した書籍が、グラフィック社から刊行されている『100パズルぬりえ』シリーズ。2022年1月に発売される最新刊のテーマは待望の「猫」です。
ページをめくると複雑なピースがぎっしりと配置されていて、塗り絵というよりもまるでパズルの台紙のよう。塗る前のピースを眺めていても何処に猫が隠れているのか見つけることができません。
一見すると塗り絵を完成させるのは難しいようにも見えますが、遊び方はとってもシンプル。ページの下を見ると番号ごとに色が指定されているので、それに従ってピースを無心で塗っていくだけ。
夢中で塗り進めていくうちに、かわいらしい猫たちがだんだんと浮き上がってきます。
塗る場所と色は指定されているものの、同系色であれば色の選択は自由。例えば「濃い青」と「薄い青」を同時に使うイラストの場合、濃い青はターコイズブルーで塗ると決めたら、薄い青はそれよいも淡く薄い色を使うといった具合に、必ずしもまったく同じ色を用意する必要はありません。
指定された色に囚われすぎず、手持ちの画材と自由な発想で塗り絵を楽しむことができます。
本書にはキジトラや三毛猫といった日本の猫から、ベンガルやシャムといった人気の洋猫まで、全部で100匹もの猫が登場。正面をじっと見つめていたり、うとうと眠ったり、ボールで遊んだり、かくれんぼしてみたり、2匹でじゃれ合ったりと、猫の表情や仕草はさまざま。
どんな猫が現れるのかワクワクしながら、ものづくりの達成感も得られる、ネコ好きな人には気になる新感覚のぬりえブックとなっています。
<参考>
・SNSの人気猫がニャンと塗り絵に!「おとなのスケッチ塗り絵シリーズ」最新刊は猫まみれ
・本物そっくりのネコも描ける!注目作家による初の技法書『超絶リアルな色鉛筆画のテクニック』
・なぞるだけでカラフルな猫が浮かび上がる!大人が楽しむネコの新作スクラッチアート本2選
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