角田光代ら6名の猫好き作家の日常を収録!NHKの人気番組「ネコメンタリー」が書籍化
美しい映像で作家と猫の日常を綴ったNHKの人気ドキュメンタリー番組、「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。」の書籍版が3月8日に刊行されました。
もの書く人々のかたわらには、いつも、猫がいた。
そして、愛猫家の作家たちは今も昔も数知れず。もの書く人々はなにゆえに猫を愛するのか?
そんなテーマで作家と猫の暮らしに密着する「ネコメンタリー」は、愛猫をめぐる書き下ろしの文章を作家たちに依頼し、自由気ままな猫の姿と、彼ら彼女らを愛し、同時に翻弄されている?作家たちの生活を映像化。
人気作品を執筆している作家の意外な猫との日常が垣間見えるとあって、読書やネコ好きな人々を中心に注目の同番組がこのたび遂に書籍化されました。
本書では番組に出演していた作家の中から6名を対象に、愛猫との暮らしを125点の写真とインタビューで紹介。
・角田光代『八日目の蝉』『紙の月』
・吉田修一『悪人』『横道世之介』
・村山由佳『星々の舟』『ダブル・ファンタジー』
・柚月裕子『臨床真理』『検事の本懐』
・保坂和志『季節の記憶』『未明の闘争』
・養老孟司『バカの壁』『死の壁』
その他にも、番組のために書き下ろされた、愛猫をテーマにしたエッセイや掌編小説も収録されており、「はじめての猫」「いつでも猫」「これからも猫」の三部で構成されています。
「はじめての猫」では吉田修一さんと角田光代さんが登場。猫との出会いや初めて猫と暮らす戸惑いと喜び、そして生活の変化などについて語っており、猫という生き物の魅力が、新鮮な驚きや発見とともに伝わってきます。
続く「いつでも猫」に登場するのは、子供のころから猫と暮らしてきたという村山由佳さんと柚月裕子さん。猫たちと人生をともにしてきた二人からは、猫なしでは生きられない猫への切実な思いが痛いほど伝わってきます。
最後の「これからも猫」では保坂和志さんと養老孟司さんの猫ライフに密着。保坂さんは15年の付き合いになる未だ触らせてくれない外猫との毎日を、養老さんは共に老後を迎えた15歳の愛猫との生活について語っており、やがてそれは、人間とは何か、世界とは何かという問いに繋がっていきます。
書籍はオールカラーで、たくさんの猫が登場。
読むのはもちろん、眺めていても心あたたまる一冊となっています。
著者:角田光代/吉田修一/村山由佳/柚月裕子/保坂和志/養老孟司
仕様:四六判/並製 160ページ/オールカラー
発売:2019年3月8日
出版:河出書房新社
(C) Kawade Shobo Shinsha