朝ごはんを食べる住職さんがネコまみれ!新刊「てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方」
お寺で暮らす4匹の猫と、住職の日常を写真とともに綴った書籍「てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方」が3月20日に刊行されました。
栃木県の那須にある真言宗智山派の寺院・長楽寺(ちょうらくじ)で暮らしているのは、三毛猫の「ミー子母さん」をはじめ、同じく三毛猫の「ひーちゃん」、サバ白の「まー君」、茶白の「シロ君」の4匹。
そんな猫たちとお寺の住職さんの日々の暮らしを写真や映像で紹介しているTwitterのアカウントは、フォロワーが6万人、総「いいね」数が670万越えるなど注目を集めています。
食後の
— 那須の長楽寺 (@nasu_chourakuji) 2019年1月27日
甘茶タイム。
まー君 ドヤ顔。 pic.twitter.com/iOQAQw6dcW
中でも猫4匹の視線を一気に集中する住職さんの朝食風景は必見。
テーブルのすぐ下、膝の上、椅子の肘掛け、椅子の背もたれなど、袈裟を着た住職さんが周りを猫に囲まれながら器用に朝ごはんを食べている姿は、クスッと笑ってしまうようなどこかシュールな光景ながらも、ネコ好きな人にとっては羨ましくもあり、見ているだけで心がほっこりと癒やされてしまいます。
本書はそんな長楽寺の日常に密着し「ミー子母さん」の物語として写真と共に綴った書籍で、朝食シーンはもちろん、お散歩している姿や住職に甘えている姿など、Twitterでは見られないさまざまなシーンを収録。
本書でメイン写真の撮影を手がているのは猫写真家の石原さくらさん。
雑誌の写真連載やテレビ出演、写真教室の開催、ネコ写真展で審査員などの活動をおこなっている傍ら、デボンレックスとシンガプーラのブリーダーとしても活動中で、キタンクラブの「かわいい かわいい ねこのかぶりもの」シリーズの撮影でもお馴染み。
お寺にゆったりと流れる柔らかい日常を空気ごと切り取ったような石原さんの写真は、60ページ以上にわたって撮り下ろしとして掲載されているほか、Twitterで配信されている長楽寺ならではの視点の写真もたくさん収録されています。
また本書には、猫や周りの人々に対する真摯で優しい愛情が伝わってくるかのようなコラム「おてらのひとりごと」が収録されているのも特徴。
猫の写真と合わせて読むと優しい気持ちになれる、そんな一冊となっています。
書名:てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方
写真:石原さくら・長楽寺
仕様:96ページ/フルカラー
定価:本体1,200円+税
発売:2019年3月20日(水)
発行:株式会社KADOKAWA
©KADOKAWA CORPORATION