猫の絵描き、高橋行雄さんの個展が6/14から銀座で開催

世界的に猫の画家として知られている高橋行雄さんの個展が6月14日(水)から、東京・銀座にあるギャラリーで開催されます。

銀座一丁目

高橋さんは版画用紙に色鉛筆だけで描く独自のスタイルでこれまでに数多くの猫作品を制作しており、日本はもちろんのこと、オランダやドイツ、スイス、台湾など世界中で個展を成功させているほか、フランスで開催された「パリ・NEKO・コレクション2014」では大賞を、「第19回日仏現代国際美術展」では東京都知事賞を受賞するなど、その作品は国内外で高く評価されています。

その作品を生み出すライフワークは「猫と遊び、猫に遊ばされる」、そのような生活の中で猫を描くこと。

世界中の猫好きな人や絵画の好きな人々に共感してもらえればとの思いから、日々猫に感謝しながら作品を制作している高橋さんは、過去30年以上にわたって1日も欠かすことなく猫を描き続けているのだとか。

「猫と歩む軌跡 –東洋の美学–」と題した本展では、そんな高橋さんが繊細なタッチで描いた可愛らしくも美しい猫の作品が展示されています。

本記事では、その作品の一部をお借りしましたので少しだけご紹介したいと思います。

高橋行雄氏の作品「黒猫二様 フォルム」「黒猫二様 フォルム」 92.5cm×133.5cm
 

高橋行雄氏の作品「ツインズ」「ツインズ」 69cm×99cm
 

高橋行雄氏の作品「ノアール 花」「ノアール 花」 59×50cm
 

高橋行雄氏の作品「ジュリエット」「ジュリエット」 48.5cm×68cm

鉛筆で描いたとは思えないほどリアルな絵ですが、高橋さんの作品はただ愛らしい猫の表面を描くだけでなく、猫の性格や猫の気持ちも込めてアートとして制作されています。猫を飼っている人や猫好きな人であれば、作品に描かれた猫の表情から各々感じられるものがあるのではないでしょうか。

会場となる銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)は、東京大空襲を逃れて生き延びた85年の歴史を刻む洋館建築物で、レンガをイメージした重厚な加飾タイルの外壁が特徴的なその外観は、ビルが立ち並ぶ昭和通り沿いの中で昭和レトロな雰囲気を漂わせています。

銀座の歴史を刻み続ける建築空間の中で、高橋さんの猫アート作品に触れてみてはいかがでしょうか。

 


高橋 行雄 展「猫と歩む軌跡 –東洋の美学–」

期間:2017年6月14日(水)〜6月18日(日)
時間:14:00〜18:00(6/14)
  :11:00〜18:00
  :11:00〜16:00(6/18)
会場:銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)1階


東京都中央区銀座1-20-17
川崎ブランドデザインビルヂング

(C) TAKAHASHI YUKIO

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