猫のヒゲを有効活用!「ねこひげスタンド写真展」が東京と京都で開催
猫の抜け落ちたヒゲを挿して楽しむ「ねこひげスタンド」と、ヒゲ主である猫とのツーショット写真展「ねこひげスタンド写真展」が来月、東京と京都のカフェにて開催されます。
「ねこひげスタンド」とは、京都の陶芸作家・かいとうひろみ(sakusaku)さんが製作している、愛猫の抜け落ちたヒゲを挿して猫と人が一緒に楽しめるグッズのこと。
猫を飼っていると、部屋の中でいつの間にか抜け落ちたヒゲを見かけることがありますが、猫のヒゲは顔だけでも4箇所に点在して生えていて、特にひげ袋(ウィスカーパッド)と呼ばれる口元サイドに生えているヒゲは、長さと弾力がありとても立派なもの。
そのため、抜け落ちてしまったからといってそのまま捨てるのがなんだかもったいない、けれど置いておく場所もない・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな猫のヒゲを集めて挿し込んで飾れるのが「ねこひげスタンド」で、1本1本挿すごとに立派な猫へと成長していくスタンドを眺めていると愛着がわいてくる、猫の飼い主さんには密かに人気のアイテムです。
色んな猫スタンドがあるニャ
その「ねこひげスタンド」を愛用している飼い主さんと、抜けヒゲの持ち主である猫ちゃんとのツーショット写真を集めて、猫自慢&ヒゲ自慢をしてしまおうという試みが「ねこひげスタンド写真展」で、スタンドの作者であるかいとうひろみさんと、京都の猫専門ペットシッター「NEKO+」のにしたにけいこさんが共催している写真展です。
ねこひげスタンドの使われ方は、一年ごとに新しいスタンドを購入してその年に抜け落ちたヒゲを飾る人もいれば、虹の橋を渡った愛猫のヒゲを挿して偲んでいる人など、飼い主さんによってさまざま。
会場ではそんな50名以上の飼い主さんたちによる愛猫への思いが詰まった約80点の作品が展示されます。
気まぐれな猫だけに写真撮影は一苦労。ねこひげスタンドと一緒に撮影しようとすると、多くの猫ちゃんは自分のヒゲが挿さっているスタンドにちょっかいを出したり、かじろうとしたりして、なかなか上手く撮影できないことが多いのだとか。
そんな妨害にもめげず四苦八苦しながら撮影された、飼い主さん渾身の一枚の数々を鑑賞することができます。
会場となるカフェでは作品の展示以外にも、イベントの開催や期間限定のメニューも登場。カップの縁に置くと、猫が飲み物を味見しているように見える「味見ちゃん」とドリンクがセットになったメニューなども提供される予定となっています。
作品の鑑賞にはワンオーダーが必要。東京と京都いずれの会場も、猫の器を使ってお茶や紅茶を楽しむイベントなどが企画されています。
NEKO+ねこひげスタンド写真展 東京会場
期間:2018年5月4日(金)〜6日(日)
時間:12:00〜17:00
:12:00〜15:00(最終日)
会場:押上猫庫
東京都墨田区押上3-10-9
NEKO+ねこひげスタンド写真展 京都会場
期間:2018年5月19日(土)〜27日(日)
時間:11:00〜19:00
:11:00〜18:00(最終日)
休み:2018年5月24日(木)
会場:キトゥンカンパニー
京都府京都市下京区五条烏丸西入る上諏訪町294-1
画像提供:(C) 作々(sakusaku)かいとうひろみ