江戸から明治にかけて起こった猫ブームを紹介する「いつだって猫展」仙台市博物館で開催

人々を熱狂させた古き良き猫ブームの様子を紹介する展覧会「いつだって猫展」が4月19日から、宮城県にある仙台市博物館で開催されます。

仙台市博物館で開催される「いつだって猫展」のメインビジュアル

近年、日本では猫ブームと言われて久しいですが、猫は古くから日本人の生活に深く寄り添ってきた動物で、物語や絵画などさまざまな作品に描かれてきた身近な存在。特に江戸時代の後期には現代さながらの「猫ブーム」がたびたび到来していて、歌舞伎や浮世絵、版本などに多く取り上げられました。

江戸や明治の浮世絵師たちは、そんな愛すべき猫たちの姿を様々な形で表現。ありのままの姿を写実的に描いた猫、美人や子供たちの傍で幸せそうにしている猫、擬人化されて人間のように振る舞う猫、妖怪や化け猫など、猫の魅力を各々の作品に描き出してきました。

本展ではそんな江戸時代から明治時代にかけて巻き起こった「猫ブーム」の様子を紹介する企画展で、浮世絵を中心に、版本、土人形、おもちゃ絵など、猫だらけの作品の数々を展示。

歌川国芳「たとゑ尽の内」/個人蔵
歌川国芳「たとゑ尽の内」/個人蔵
歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」/個人蔵
歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」/個人蔵

 
歌川国芳「日本駄右ェ門猫之古事」/個人蔵
歌川国芳「日本駄右ェ門猫之古事」/個人蔵

日本人の猫好き文化について楽しく学べる展示内容となっています。

<展示構成>
第1章 江戸の暮らしと猫
第2章 化ける猫
第3章 人か猫か、猫か人か
第4章 福を招く猫
第5章 おもちゃ絵になった猫

展覧会の期間中には、猫に関するさまざまなイベントも実施。江戸時代や東北の猫に関する解説をはじめワークショップやクイズなど、子供から大人まで楽しめる催しが予定されています。

仙台市博物館の外観
会場:仙台市博物館
■イベント①
講演:江戸の猫ブーム
日時:2019年4月20(土)13:30~15:00
講師:津田卓子氏(本展企画者・名古屋市博物館学芸員)
会場:仙台市博物館ホール
 
■イベント②
講演:東北の猫たちと人とのホットな関係 ―民俗事例を中心に―
日時:2019年5月11日(土)13:30~15:00
講師:石黒伸一朗氏(村田町歴史みらい館専門員)
会場:仙台市博物館ホール/div>
 
■イベント③
体験:招き猫絵付け
日程:2019年5月12日(日)
時間:午前10:00~12:00/午後13:30~15:30
講師:仙台市博物館職員
会場:仙台市博物館講習室
定員:各回30名(小学生以上)
費用:500円(当日集金)/div>

①~③のイベントに参加希望の場合は、1名1回につき1枚の往復はがきに住所・氏名(ふりがな)・電話番号・希望する行事の番号(一つ)を明記し、〒980-0862仙台市青葉区川内26仙台市博物館「いつだって猫展」係まで送付。③の場合は午前・午後の希望も併記。

<申込締切>
①4/3(水)、②4/17(水)、③4/19(金)消印有効
※応募多数の場合は抽選

その他にも、期間中は会場内で「猫また」が出題するクイズやお気に入りの猫作品に投票する人気ニャンキングなどが、博物館プレイミュージアムでは猫版画などのイベントも実施。

また、愛猫の写真をプリントして特別展会場入口に持参(要観覧券)すると会期中館内に掲示してもらえるほか、5月22日(水)は先着222名に粗品がプレゼントしてもらえる特典も用意されています。

 

イベント概要

名称:いつだって猫展
期間:2019年4月19(金)~6月9日(日)
時間:9:00~16:45
  ※入場は閉室の30分前まで
休館:月曜日(4/29、5/6は開館)、5/7
料金:一般1,300円、高校生700円、小中学生500円

会場:仙台市博物館

仙台市青葉区川内26番地 仙台城三の丸跡

画像提供:ミヤギテレビ事業部