八代亜紀さんの絵画も展示「アートになった猫たち展」3/4まで開催

江戸時代の浮世絵や絵画などの作品を通じて猫の魅力を紹介する展覧会、「アートになった猫たち 今も昔も猫が好き」が兵庫県姫路市の書写山(しょしゃざん)麓にある書写の里・美術工芸館にて1月6日より始まりました。

書写の里・美術工芸館書写の里・美術工芸館
By 663highland | CC 表示 2.5, Link

猫は古くから日本人の生活に深く寄り添ってきた動物で、きまぐれで微笑ましい表情や仕草、想像力をかきたてるその存在は、さまざまな美術作品のモチーフとして表現されてきました。

本展では、猫を愛した画家として知られる竹久夢二や藤田嗣治、江戸時代の猫ブームで大人気を博した歌川国芳をはじめ三代歌川豊国、四代歌川国政、歌川広重、月岡芳年、豊原国周、歌川芳藤など、さまさまな作家たちが描いた近現代絵画やパロディ作品、現代陶芸から江戸時代の浮世絵まで、約200点にものぼる作品が集結。

猫の絵画・高橋弘明「毬と遊ぶ白猫、黒猫」 高橋弘明「毬と遊ぶ白猫、黒猫」 昭和4〜7年頃

猫の浮世絵・歌川国利「志んぱんねこ尽」 歌川国利「志んぱんねこ尽」 明治23年

その作品は6つの構成に分けて展示されます。

第1章 アートになった猫たち
日本の近現代版画/海外の近代版画・商業美術/日本画・洋画・挿絵/立体作品(工芸や玩具の猫)

第2章 ねこを愛した芸術家たち
夢二・嗣治・新田猫・漱石・国芳

第3章 今も昔も暮らしの中にねこがいる〔江戸編〕
浮世絵に描かれた猫たち/江戸時代-猫のいる暮らし

第4章 なぜ猫で描かれた?
化け猫、芝居の名場面にあらわる/擬人猫-パロディな猫たち/シャレ猫模様

第5章 ねこ爛漫 猫であそぶ
猫遊び「双六」/猫遊び「おもちゃ絵」

第6章 今も昔もくらしの中に猫がいる〔明治編〕
明治美人と猫/小説の口絵木版

女性と戯れる猫、踊る猫、芸をする猫、化け猫、招き猫、猫の双六やおもちゃ絵など、バリエーションに富んだ猫の作品を楽しむことができます。

猫の絵画・山本昇雲「今すがた小蝶」山本昇雲「今すがた小蝶」 明治42年

展示作品は、同館が所蔵する作品や現代芸術家であり浮世絵研究の第一人者である中右瑛氏の個人コレクションをはじめ、演歌歌手の八代亜紀さんが描いた猫をモチーフにした絵画や、郷土の伝統工芸である姫路はりこの招き猫などの作品も展示。

工芸館ならではの豆知識解説を交えて作品を紹介してくれるのも本展ならではの魅力です。

猫のアート作品・の小川昌信「毬乗り猫 下野土鈴」小川昌信「毬乗り猫 下野土鈴」

また期間中は、猫に関するさまざまなイベントも開催。作品鑑賞以外も楽しめる猫づくしな企画展となっています。

展示解説会
アートになった猫たち展の展示物について解説を聞くことができます。
日程:1月27日(土)、2月4日(日)、2月22日(木)
時間:14:00~15:30
講師:同館学芸員
場所:展示会場
費用:入館料のみ

猫のコインケースづくり
レザークラフトで猫のコインケースをつくる教室です。
日程:2月3日(土)
時間:10:30~11:30、13:00~14:00、15:00~16:00
講師:Leather cafe(レザーカフェ)
定員:各回10人
費用:700円
場所:会議室
申込:1月25日(木)までに往復ハガキ又はサイトで申し込み。応募多数の時は抽選。

講演会「黒猫奇譚 ―猫が好きな芸術家たち―」
日程:2月10日(土)
時間:14:00~15:30
講師:中右瑛氏(国際浮世絵学会常任理事)  
費用:入館料のみ
場所:2階ラウンジ(定員80人)
申込:当日先着順(13:00から整理券を配布)

ミニコンサート
正月初三は、ネコ、二胡、笛子の音楽会。中国の楽器演奏を楽しめます。
日程:2月18日(日)
時間:14:00~15:00
出演:姫路中国音楽アンサンブル
費用:入館料のみ
場所:展示室A通路

プラバンで猫の栞づくり
猫の日である2月22日にプラ板に猫を描き、焼いて栞(しおり)をつくります。
日程:2月22日(木)
時間:10:00~12:00(随時)
講師:同館学芸員
定員:先着20名
費用:100円(別途入館料)
場所:1階受付横

猫フレームづくり
羊毛フェルトを使って猫のフレームをつくります。
日程:2月24日(土)
時間:13:00~15:30
講師:ふじたさとみ氏(羊毛フェルト作家)
定員:15名(小学5年生以上、但し小学生は保護者同伴)
費用:1,000円
場所:会議室
申込:2月15日(木)までに往復ハガキ又はサイトで申し込み。応募多数の時は抽選。

 

アートになった猫たち 今も昔もねこが好き-近現代アートから浮世絵まで-

【10】アートになった猫たち 今も昔もねこが好き-近現代アートから浮世絵まで- in 書写の里・美術工芸館
期間:2018年1月6日(土)~3月4日(日)
時間:10:00〜17:00
  ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜(休日除く)、休日の翌日(土日休日除く)
料金:一般300円、大高生200円、中小生50円

会場:書写の里・美術工芸館

兵庫県姫路市書写1223
展示室B・C・A上・企画展示室・一般展示室

猫好きな人はもちろん、猫にはあまり関心がないという方でも楽しめそうな展示内容となっています。興味を持った方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

画像提供:Shosha Art & CraftMuseum