猫の仮装をして神楽坂を練り歩く「化け猫フェスティバル」10/15開催
東京都新宿区の神楽坂で2017年10月15日(日)、猫の仮装をして街を練り歩くイベントなど行う「神楽坂 化け猫フェスティバル」が開催されます。
神楽坂は近年、グルメな飲食店やセレクトショップがオープンするなど、オシャレなスポットとして注目を集めていますが、大正時代には花街として隆盛を誇り、裏路地には今なお石畳の風情ある景観が残る街でもあります。
また、「吾輩は猫である」などの著作で有名な夏目漱石が買い物や散歩などで頻繁に利用したり、小説作品にも登場するなど、漱石ゆかりの地として知られているほか、猫の雑貨屋さんがあったり、猫がのんびり過ごしていたりと、猫と縁の深い街として猫好きの人々に愛されてきました。
そして毎年ハロウィンで賑わい始めるこの時期に、神楽坂ならではの特徴を持ったイベントとして企画されたのが、「猫をモチーフにした仮装」から連想した「化け猫」がテーマの「化け猫フェスティバル」。
「街と、街の人と、街に来る人」による三位一体の町おこしをコンセプトとしているため、年齢、性別、国籍、職業などはもちろんのこと、神楽坂について全く知らない人でも大歓迎、猫の好き嫌いに関わらず参加できるというお祭りで、2010年から開催されています。
当日は神楽坂周辺でさまざまなイベントが開催されますが、メインは何と言っても14:00から1時間かけて行われる「化け猫パレード」。以下は、昨年行われたパレードの様子ですが、猫になりきって街を練り歩く光景は圧巻で、猫好きな人なら参加してみたくなってしまいそうですよね。
化け猫パレードの参加費用は、中学生以上は500円。
当日は朝の10時から受付が始まり、費用と引き換えに参加証(鈴のリストバンド)を受け取ったら後はフリータイム。鈴のリストバンドは、神楽坂の商店で提示すると色んなサービスを受けられることがあるので、受付を済ませたらお店めぐりをしてみるのも面白そうですね。
受付場所では、パレードに備えてメイクや着替えなどをする更衣室が設けられる予定ですが、イベント運営事務局によると混み合うことが予想されるため、衣装は事前に身に付けた状態で来ることが推奨されています。
また今年は、着替えスペースや荷物を預かってくれる便利なサービスもあるほか、神楽坂の街並みにぴったりな小粋でキュートな着物レンタルサービス(着付けつき)も登場。これらのサービスは有料で事前予約が必要ですが気になる方はチェックしてみては。
そのほか、プロのメイクさんが猫メイクをしてくれる有料サービス(大人1,000円/子供500円)もあります。こちらは事前予約は不要ですが、9:30~整理券が配布されますよ。
1年に一度この日だけ出現する闇市「化け猫やみ市」では、奇妙奇天烈な猫仮装グッズなど、ここでしか手に入らない猫モノが並びますので、仮装アイテムを物色してみるのも楽しそうです。
とは言え、仮装の程度は人それぞれなので、皆さん思い思いのコスプレで参加しちゃいましょう。
もちろん化け猫パレードには参加せずに、見物するだけでも楽しめます。
パレード以外にも猫をモチーフにした名物パンの販売、小学生以下限定のイベント「指名手配化け猫を探せ!」、パレード終了後の15:00からは誰でも参加できる阿波踊りの猫バージョン「あにゃ踊り」など、無料で楽しめる企画も盛りだくさんとなっています。
神楽坂 化け猫フェスティバル 2017
日程:2017年10月15日(日)
時間:10:00〜17:00
※小雨決行・荒天中止
<主なスケジュール>
10:00~13:50(化け猫パレード参加受付)
14:00~15:00(化け猫パレード)
15:00~16:00(あにゃ踊り)
17:00 (イベント終了)
<化け猫パレード参加費>
中学生以上500円、小学生以下は無料
※小学生以下は保護者または大人同伴
<化け猫パレード 参加受付場所>
フェスティバル本部(高齢者福祉施設神楽坂)
東京都新宿区矢来町104
猫好きな人は特に楽しめそうなこのイベント。みんなで猫になりきって練り歩いてみてはいかがですかニャ。