福助人形とねこが合体すると…縁起が良さそう!平成狸合戦ぽんぽこの「福助猫」がグッズ化
スタジオジブリファンのための大人向けアメカジブランドから『平成狸合戦ぽんぽこ』の猫キャラクターをモチーフにした新作アイテムが登場しました。
Ghibli(ジブリ)の略称からネーミングされた「GBL」は、ジブリ作品を見たときの感動や思い出、キャラクターなどをいつも身近に感じたい……という思いを叶えるために誕生したブランド。
スタジオジブリが情熱を込めてアニメーションを制作するように、素材やデザインを徹底的に拘っていて、「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」「紅の豚」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」など、人気アニメ作品のキャラクターや世界観をモチーフにしたファッションアイテムなどを展開しています。
2021年最初に発売される商品のモチーフとなった作品は、1994年に公開されたアニメーション映画『平成狸合戦ぽんぽこ』。東京郊外で開発が進むニュータウンを舞台に、行き場所を失ったタヌキたちが人間に対して抵抗を試みる様子を描いた物語で、印象的なシーンのひとつが妖怪大作戦です。
人間を追い出すために集結したタヌキたちが妖怪に化けて行進する一大作戦には、花咲じじい、狐の嫁入り、お岩さん、風神雷神、天狗や達磨など、さまざまな妖怪がニュータウンの団地を練り歩きますが、そこに出てくるのが巨大な福助人形。
作中では両手をついて正座をする福助人形の顔が、カッと目を見開いた猫の顔に変化していく異形な存在で、人間たちを畏怖させる一翼を担うキャラクターですが、今回「猫福助(ねこふくすけ)」と命名して商品化されることが決定。
中でも「猫福助の貯金箱」は年の初めにぴったりな縁起物さながらの質感で、付属する光沢のある座布団が高級感を演出しています。
福助人形はもともと、幸福を招くとされる縁起人形。それに加えて「その小銭、貯金しろニャー!!」とでも言わんばかりの表情をした『猫福助』と目があうたびに、ついつい貯金をしてしまいそうで、お金が貯まりそうなアイテムです。
『福助猫』のアイテムはこの他にも、老舗手ぬぐいメーカー「かまわぬ」製の年始らしいデザインが施された手ぬぐいや、古着のようにひび割れた質感と変化を楽しめるクラックプリントがあしらわれたTシャツなどもラインナップしています。
さらに『福助』繋がりで、足袋や靴下などの製造メーカーである福助株式会社とのコラボにより開発されたマスクも同時に発売。
熟練の足袋職人が一点一点丁寧につくり上げたマスクで、表面には『平成狸合戦ぽんぽこ』の作中でタヌキたちが変身した茶釜や化け猫、福助の姿をコラージュしたようなユニークな柄がデザインされていて、猫要素も含んだオリジナリティ溢れるマスクとなっています。
ちなみに、この「猫福助」は渋谷・宮下公園にあるGBLの実店舗、MIYASHITA PARK店に飾られている密かな人気キャラクターで、店頭では直に見ることが可能。
新商品は2021年1月2日(土)より上記店舗をはじめ、スタジオジブリ作品のキャラクターグッズを取り扱っている「どんぐり共和国」の心斎橋店GBLコーナーや、オンラインショップそらのうえ店などにて販売される予定となっています。
<参考>
・背中に刺繍された「ネコバス」がかっこいい!となりのトトロのスカジャンに新デザインが登場
・どの表情が出るかはお楽しみニャ!飾るだけでかわいい「ネコバス」のマグネットが6種類登場
・人気モデル貴島明日香の愛猫2匹が…ニャンとマスクに!ファッションマスクのブランドから登場
(C) 1994 Hatake Jimusho – Studio Ghibli – NH