絵本の中の猫が大集合!作家15名の原画を展示する「絵本原画ニャー!」尾道市立美術館で開催
作中に猫が登場する絵本の原画などを展示する「絵本原画ニャー!―猫が歩く絵本の世界」展が7月6日(土)から、広島県の尾道市立美術館で開催されます。
絵本にはたくさんの動物が登場します。中でも猫は人気者。
本展は著名な絵本作家が描いたユニークな絵本の中から「猫」をテーマにした絵本原画を多数展示し、原画を間近でみることで、画家の息遣いまで感じることができる展覧会。
会場となる尾道市立美術館では、「11ぴきのねこ」シリーズの著者として知られる馬場のぼる氏や、「長ぐつをはいたねこ」のハンス・フィッシャー氏など誰もが知っている絵本作家から、2010年代にデビューした新しい絵本作家まで、全15名が描いた250点にもおよぶ原画やスケッチ、制作資料などが展示されます。
<出品作家>
加藤休ミ、きくちちき、100%ORANGE、石黒亜矢子、町田尚子、片岡まみこ、牧野千穂、あきびんご、きむらよしお、ささめやゆき、瀬川康男、にしまきかやこ、馬場のぼる、ハンス・フィッシャー、大道あや
また、開催月となる7月には、本展覧会の図録 兼 書籍となる「絵本原画ニャー!(仮)」が青幻舎より刊行を予定。
普段は絵本の中でしか会えない猫たちが、美術館に大集合する今夏。
さまざまな色や形で表現された猫たちを通して「絵」のおもしろさ、豊かさに触れてみては。
イベント概要
名称:「絵本原画ニャー!―猫が歩く絵本の世界」展
期間:2019年7月6日(土)~9月1日(日)
時間:9:00〜17:00(入館は16:30)
休館:祝日以外の月曜(特別展の場合は変更あり)
料金:大人800円、高大生550円、中学生以下無料
会場:尾道市立美術館
広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内)
本展は、2020年春に香川県の高松市美術館で、2021年夏には埼玉県の川越市立美術館でも巡回展示される予定となっています。
<参考>
・猫たちの”ある秘密”を幻想的に描いた絵本「ネコヅメのよる」
・コワ可愛い猫の妖怪画が魅力、石黒亜矢子さんの作品集が発売
・絵本作家・あきびんご氏の作品「ねこだらけ」がリトグラフになって登場