猫の飼い主さん必見!災害サバイバル術を学べる「 猫と一緒に生き残る 防災BOOK 」
災害時に猫の飼い主さんが知っておきたいサバイバル術をまとめた書籍「決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK」が12月10日に刊行されます。
2018年の今年も大阪府北部地震や北海道胆振東部地震などの地震をはじめ、西日本を中心とした集中豪雨、台風による関空水没など、多くの災害に見舞われた日本。
今後も30年以内に首都直下型の地震や南海トラフ大地震の発生が高い確率で予想されるなど、たとえ室内で猫を飼っていても絶対に安全といえる場所はありません。
そのような状況の中、飼い主さんに求められる知識が「愛猫と一緒にどう生き残るのか」ということ。
本書は、災害時に備えて持っておくべき必携のアイテムや避難の判断、避難方法、猫が怪我をした時の応急処置など、知っているだけで差がつく災害のサバイバル術をまとめた書籍で、猫を飼っている人であれば一度は目を通しておきたい内容が100ページ以上にわたって紹介されています。
人間と同じで猫の災害対策も基本となるのが事前の備え。日頃からキャットフードや持病の薬などを備蓄しておくことはわりと知られていますが、意外と盲点なのが、いざ災害が発生した場合に何から持ち出すべきなのかという「優先順位」について。
災害時には最低でも3〜4kgはある猫を運ばなければなりませんし、猫だけでなく人間用の備蓄品も持ち歩かなければなりません。そのため、持ち運べる猫の備蓄品には限りがあるわけですが、災害に直面した場合に備蓄品の中から優先順位を高いものを冷静に判断するのは至難の業。
本書では備蓄品の種類や最優先で持ち出すべきモノ、そしてそれらを運ぶキャリーバッグやリュックなど、必需品を運ぶためにいま現在、何が不足しているのかについてもしっかりと把握することができます。
また災害時、飼い主さんが判断しなければならないのが、被災直後の行動について。
環境省では災害時にペットと同行避難することを推奨していますが、災害が起こった時に猫と一緒に自宅にいることもあれば、飼い主さんが外出していることも考えられるほか、そこから飼い主さんが帰宅できるのかといった問題など、さまざまな状況が想定されます。
本書には「在宅避難すべきなのか」「同行避難すべきなのか」その時々の状況に応じてベストな選択をするためのシュミレーションチャートが掲載されており、事前に行動をシミュレートすることができるようになっています。
その他にも家の中の被災対策や猫を実際に運ぶ時に気をつけること、避難訓練の方法、止血や保定などの応急措置、避難生活の送り方まで、普段の備えから生活再建までをしっかりとカバー。
猫の飼い主さんなら知って起きたい防災知識を網羅した一冊となっています。
書名:決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK
頁数:112ページ
出版:日東書院本社
発売:2018年12月10日
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