銀座英國屋のショーウィンドウに月夜の階段を登る猫のディスプレイが登場

オーダーメイドスーツの製造販売を手がける銀座英國屋の本店に、月夜の階段をのぼる猫を表現したショーウィンドウディスプレイが2019年2月初旬まで期間限定で展示されています。

銀座英國屋のロゴ

銀座英國屋は1940年に誕生した今年で創業78年を迎える日本を代表する老舗テーラーで、「世界で活躍するエグゼクティブに相応しい装いを提供する」を理念に掲げ、これまでに田中角栄や本田宗一郎など、政界や経済界をはじめ多くの著名人が愛用。

本店にはヨーロッパを中心に世界中から取り寄せた約1000着もの最高級生地が用意されており、フィッティングを専門に行う技術者も配置するなど、上質な一着を提供する高級スーツ店として知られています。

銀座中央通りに面した本店には大きなショーウィンドウがあり、季節によってさまざまなディスプレイを展示。

近年は産学協同プロジェクトとして学生が創ったショーウィンドウなども展開していますが、12月4日からは武蔵野美術大学と連携し、造形学部空間演出デザイン芸術学科で学んでいる学生たちが制作したディスプレイが展示されています。

銀座英國屋のウインドウディスプレイに展示されている、月夜の散歩道を登る猫テーマは「月夜の散歩道」

街灯や窓の明かりが輝く静かなロンドンの夜、一匹の迷い猫が現れる。暖かい光が空に通じるかのように階段をやさしく照らし出し、満月に導かれるように小さな冒険がはじまる…。そんなイメージを表現した作品となっています。


完成までに3日間を費やしたという作品は、同大の生徒たちが自ら設営を行い12月4日に完成。

銀座英國屋のウインドウディスプレイに作品を設置する生徒たち1 by 武蔵野美術大学・造形学部空間演出デザイン芸術学科

銀座英國屋のウインドウディスプレイに作品を設置する生徒たち2 by 武蔵野美術大学・造形学部空間演出デザイン芸術学科

銀座英國屋のウインドウディスプレイに作品を設置する生徒たち3 by 武蔵野美術大学・造形学部空間演出デザイン芸術学科

銀座英國屋によると、ショーウィンドウの制作を通じて社会との繋がりを実感し、実践の現場の難しさや楽しさも勉強してもらいたいとの思いからディスプレイの制作を依頼したのだとか。

今後作品は約2ヶ月間にわたってウインドウに飾られるほか、12月中旬にはクリスマス、年末にはお正月バージョンにデコレートされる予定となっていますので、近くを通りかかった際には覗いてみては。

<プロジェクト実施概要】>
期間:2018年12月4日(火)〜 2019年2月初旬
場所:銀座英國屋 銀座本店

東京都中央区銀座2-7-8 藤田ビル1F

銀座線/日比谷線「銀座駅」下車徒歩5分 
有楽町線「銀座一丁目駅」下車徒歩2分

(C) EIKOKUYA CO., LTD.

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