2018年7月11日

日本最大級の保護猫イベント「ネコ市ネコ座」が東京ドームシティで開催

Cat Press編集部

猫専門店やアーティストなどが参加して行われる日本最大級の保護猫イベント「ネコ市ネコ座」が7月14日から3日間、東京ドームシティで開催されます。

ネコ市ネコ座とは、保護猫カフェを展開しているネコリパブリックが主催するイベントで、コンセプトは「楽しみながら、猫助け」。

猫を取り巻く問題やその解決策を楽しみながら知ってもらうために、会場ではダンスやライブなどのステージやセミナー＆トークセッションなど様々な催しが行われるほか、たくさんの猫専門店をまわってショッピングを楽しむことも可能。

イベントの入場料やショッピングによる収益の一部は保護猫支援のために使われる仕組みとなっており、イベントを楽しみながら猫助けができる猫祭りとしてこれまでに全国各地で開催されてきました。

10回目の開催となる今回も様々な企画が盛りだくさん。
本記事では、その見どころをご紹介します。

ネコ市

ショッピングエリアの「ネコ市」は、ネコの専門店が集合する商店街で、猫好きにとってはたまらない空間。

猫雑貨のクリエイターや猫グッズショップ、猫雑貨のメーカー、キャットフードや猫用オモチャを取り扱っている人々など70店舗以上のお店が出店し、ここでしか買えないオンリーワンの手作り品や、一点モノの猫アイテムがずらりと並びます。

ネコ座

「ネコ座」と称したメインステージでは、猫ダンス、猫ロック、猫ジャズ、猫劇、猫ミュージカル、セミナー、トークショーなどなど、猫に関する様々なイベントやパフォーマンスを実施。

今回は全国からご当地猫キャラが東京ドームシティに大集合して撮影会が行われるほか、歌やダンスも披露してくれます。

ご当地猫キャラ／むぎ（猫）。

＜参加する猫キャラ＞
ふにゃっしー、ニャジロウ、向島言問姐さん、ミントネコ吾輩、にゃかつがわ君、スパンキー

さらにフジロックフェスティバルにも出演した猫アーティスト「むぎ（猫）。」の単独ライブや、猫ミュージシャンの近藤研二さんや山田稔明さんによるライブも予定されています。

近藤研二さん／山田稔明さん

ホゴネコ譲渡会

ネコ市ネコ座の会場内では、ネコリパブリックとテントメーカーの岸工業株式会社、ネットメーカーのまもるんキャット3社が共同で開発したテント「NECO TENT」が出現。中では保護猫の譲渡会が開催されます。

これが「NECO TENT」ニャ

テントの中には保護猫が

中には直接触れ合える子も

譲渡会に参加する猫はすべて新しい家族を探している保護猫たちで、人馴れして触れ合いが可能な子は脱走防止策を徹底的に考慮して設計された「NECO TENT」の中で触れ合うことができます。

保護猫カフェのバーチャル体験

また東京ドームシティには、ホゴネコを家族に迎える文化を広めるための「ネコのバス」も登場。

三毛猫柄が可愛い「ネコのバス」

保護猫の中には、普段は知らない譲渡会場に突然連れてこられると、緊張して本来の仕草や表情を見せてくれない子も少なくありません。そんな保護猫たちが自由気ままに「ネコのバス」の中でくつろぐ姿を感じてもらおうと、最新技術で撮影した普段の映像を専用ゴーグルを着けて疑似体験することができます。

保護猫の自然な姿をバーチャル体験

このバーチャル体験は、ネコ市ネコ座の入場者は無料で利用することができますが、入場者以外でも500円で体験することができます（予約券配布）。

トーク＆セミナー

ネコ市ネコ座の期間中は、全国で活躍する保護猫ボランティア団体のトークセッションやセミナーなども開催されます。

・保護猫ボランティア団体サミット～団体・行政との連携について～
・奄美のノネコについて考えるトークセッション
・青森県三本木農業高校「命の花プロジェクト」とのコラボ猫塾
・10歳の保護猫活動家中山渚美（なちゅら）ちゃんとのコラボ猫塾
・獣医師によるトークセッション～猫の病気の早期発見、早期対処のために～
・今から考えておきたい愛猫の命との向き合い方
・獣医師に聞く！～愛猫の健康を守る食事とは～
・足立区ではじめての保護猫カフェ設立を目指すひかる動物病院院長霜田ちとせ先生とのコラボ猫塾