【いつの間に?】離れて座ったのに、気づいたら隣に移動していた猫の行動に31万人がほっこり
相手に気を遣って一歩引いたのに、なぜか向こうから距離を詰めてくる。人間同士なら何か意図があってやっていると感じる場面ですが、相手が猫となると、その理由はことさら謎に包まれています。場合によっては、その配慮が取り越し苦労となってしまうこともあるかもしれません。
演出家の亀尾佳宏さんは先日、ベンチに腰を掛けようと思ったところ、端っこに猫がちょこんと座ってくつろいでいたため、邪魔をしないように反対側の端に腰を下ろしたそうです。

普通の猫なら、この時点で逃げ出してもおかしくない状況ですが、この猫ちゃんは座ったまま動こうとしませんでした。
そして、亀尾さんがしばらく他のことに気を取られていると、いつの間にか真横に猫ちゃんの姿が。人間の様子をうかがうでもなく、「ずっとここに居ましたよ」とでも言わんばかりの顔で、前方を見つめたまま座っていたのです。

写真に写っているベンチはかなり長めで、人間なら3人くらいは軽く座れそうなサイズ感。これだけスペースがあるのならば、少し間隔を空けて座るのが、人間にとっても猫にとっても心地よい距離感のハズ。それでも真横に座りたいのであれば、無言ではなく何か一言かけて欲しいところですが、猫ちゃんの内心が知りたくなる不思議なシチュエーションです。
亀尾さんがこのエピソードを自身のXに投稿したところ、31万件を超える「いいね」が集まる事態に発展。写真を見たユーザーからは「人懐っこい猫ちゃん」「猫さんのこういう気まぐれマジで好きw」「めっちゃ癒された」「あなたの事が好きなんでしょうね」など、さまざまなメッセージが寄せられて大きな反響を呼んでいます。
それにしてもこの猫ちゃん、人間が気を利かせてわざと遠い場所に座ったのに、なぜ距離を縮めてきたのでしょうか。当時の状況についてお話を聞いてみると、この日は人を待つために写真の場所へやって来たという亀尾さん。先に着いたのでベンチに座って待とうと思ったら、先に猫ちゃんが座っていたのだそうです。
「くつろいでいる様子だったので邪魔しちゃ悪いな、でも座りたいしな、と思ってできるだけ遠くに座りました。」
(亀尾さん)
そしてスマホを取り出し、10〜15分ほど時間を潰していると、腕に何か触れる感覚があり、ふっと目線を動かしたら隣にいたのが、ベンチの端に座っていたはずの猫ちゃん。猫は音を立てずに移動することができる動物ですが、見知らぬ人間の真横にやって来るとは、なかなか大胆な行動と言えるでしょう。
その動機について、亀尾さんに聞いてみると「なぜでしょう。鳴くわけでもなく、すり寄るわけでもなく、ただ隣に来た理由はわかりませんが、気に入ってくれたのでしょうか。」と推測。
確かに猫は、自分のところへ一直線に向かってくる人間は警戒しがちですが、自分に興味を示さない人間に対しては逆に向こうから近づいてくることがあります。もしかすると亀尾さんの気遣いによる行動が、猫ちゃんにとっては安全な人と認定されたのかもしれませんね。
この後、亀尾さんは待ち人が来たので、「じゃあね」と言ってベンチを立ったものの、猫ちゃんはそのまま座り続けていたのだそう。人懐っこいのかクールなのか、何かを考えているのか考えていないのか、ミステリアスな猫の一面が垣間見えるエピソードでした。
今回インタビューに応じてくれた亀尾さん。舞台芸術に興味を持ってもらいたいとの思いから、普段は演劇のフィールドで表現活動を行っていて、仲間と制作した『走れ!走れ走れメロス』というドキュメンタリー映画を動画配信プラットフォームなどで公開中。公式HP(production26.jp/melos)には、作品紹介や予告編映像などが掲載されています。
取材協力:亀尾佳宏(@kameo1995)さん




















