猫のダヤンの世界を体感できる展覧会「池田あきこ原画展」松屋銀座で開催
猫のダヤンの物語が誕生から35周年を迎えたことを記念して、作品の世界を体感できる展覧会「ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展」が2018年10月17日から東京都中央区にある百貨店、松屋銀座にて開催されます。
大きくミステリアスな目が印象的な猫のダヤンは、不思議の国「わちふぃーるど」に住む猫。
わちふぃーるどでは動物たちは立って歩き、言葉を話します。
いつも事の中心にはダヤンがいて、不思議な出来事を引き寄せてしまいます。
そんな主人公ダヤンを中心に個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語は、小説や絵本、アニメーション、グッズなどさまざまな形で展開され、2018年の今年で35年目を迎えます。
それを記念して今秋、松屋銀座にて原画展の開催が決定。
会場全体を作品の世界で構成し、一歩足を踏み入れるとそこはわちふぃーるどの世界が広がり、来場者を「タシル」の街並や「フォーンの森」の劇場へと誘います。
会場内では展覧会のために描き下ろした新作原画やスケッチ、新作の革の街、歴代の原画コレクションをはじめ約140点が展示されるほか、プロジェクションマッピングを交えて表現する幅約5mのジオラマが登場。わちふぃーるどの街「タシル」の広場や「フォーンの森」、さらにフランスの伝統的人形劇「ギニョール」をイメージしたダヤンの人形劇の初上演など、ダヤンの不思議な世界を体感することができます。
こわい本の主人公
ヒゲの先から物語が変わった
赤い部屋のマカロン
本の劇場
グッズコーナーでは、展覧会オリジナルグッズを含むグッズ約800点を販売。また、作者の池田あきこさんによるギャラリートークやサイン会、アートパフォーマンスなども実施される予定となっています。
学校卒業後、広告代理店入社。母が始めた革教室の手伝いで革の可能性に興味を持ち、革の立体作品を創り始める。1976年、革工房「わちふぃーるど」創設、1983年には自由が丘本店のシンボルマークとしてのダヤンを描く。以後、「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界」モチーフの絵本を描き続けるほか、イラストとエッセイでつづった紀行のシリーズや教科書の挿絵やアニメ原作なども手掛けるなど、幅広く活躍中。著書に、〈ダヤンのコレクションブック〉シリーズ16巻、「ダヤン、わちふぃーるどへ」「ダヤンとジタン」「ダヤンと時の魔法」などの長編物語9巻(2018年現在)他、画集など多数刊行。累計出版書籍は132タイトル、累計出版部数は310万部以上。
猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展
期間:2018年10月17日(水)~24日(水)
時間:10:00~20:00
:10:00~17:00(最終日)
※入場は閉場の30分前まで
入場:一般 1,000円
会場:松屋銀座 8Fイベントスクエア
東京都中央区銀座3-6-1
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