横浜の大佛次郎記念館で2/22から「ねこ写真展2017」が開催
猫を愛した作家・大佛次郎(おさらぎ じろう)の記念館で、2月22日から約1ヶ月、「ねこ写真展2017」が開催されます。
大佛次郎は鞍馬天狗シリーズや赤穂浪士、パリ燃ゆ、天皇の世紀などの作品で知られる横浜生まれの作家・小説家で、「猫は、生涯の伴侶」と語るほどの愛猫家としても知られています。
その暮らしぶりは常に10匹以上の猫を飼っていたと言われており、横浜・港の見える丘公園にある大佛次郎記念館には、愛猫家であった大佛次郎が所蔵していた猫の置物やグッズなどのコレクションが多数展示されています。
一方、横浜市では2017年の1月から3月にかけて、今年で7回目となる「撮る・みる・楽しむ。写真の祭典」、フォト・ヨコハマ2017を開催しており、市内の各所で催されている写真&映像のイベントや企画などの数は49にものぼります。
「ねこ写真展2017」はその内の1つとして企画されているもので、横浜にゆかりのある猫を愛した作家・大佛次郎の記念館で「大佛次郎×ねこの写真展 2017」を2月22日(猫の日)より開催。さまざまな猫の写真作品などが4つのテーマに分けて展示されます。
展示テーマ1
大佛次郎の文章作品と猫写真のコラボをテーマにした展示で、鞍馬天狗の角兵衛獅子やその他の作品など、大佛の小説の世界と猫の写真が交錯する「いまじね~しょん」の世界を楽しむことができます。
展示テーマ2
「大佛次郎の視線の先の猫たち」と称したテーマの展示では、1930年代に大佛次郎自身が撮影した猫の写真や、大佛次郎と猫が一緒に写った写真なども展示されます。
展示テーマ3
会場では一般公募した猫の写真作品の展示も行なわれます。
会場内に設けられた投票ボードでは人気投票が実施され、その投票結果はホームページで発表されるほか、一番人気の写真作品には記念館からのプレゼントが贈呈されます。
展示テーマ4
期間中、館内にはさまざまな猫たちのPOPが登場。来館者は作品鑑賞の合間にそれらを探しながら楽しめるほか、館内の猫に関する謎解きをしながら記念館を巡って楽しむことができる「探検クイズシート」などの企画も用意されています。
さらに3月5日(日)には、街コンジャパンが主催する「アートde街コン」が大佛次郎記念館で開催。
アートde街コンとは絵画、音楽、落語、狂言など様々な芸術をテーマに開催する特別企画の街コンで、作品鑑賞をする前に学芸員などの人からレクチャーが実施されるため、参加者は予備知識を持って作品を楽しめるほか、共通の知識をきっかけとした話題で異性と語り合うこともできるイベントです。
街コンの募集人数は30名で参加チケットの購入期限は2017年3月5日(日) 14:00までとなっていますので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみましょう。
大佛次郎×ねこ写真展2017「猫は、生涯の伴侶」
副題:~大佛次郎は猫を愛した作家でした~
期間:2017年2月22日(水)~3月20日(月・祝)
時間:10:00〜17:00
休館:月曜・祝日の場合は火曜
会場:大佛次郎記念館
入場:200円 / 中学生以下は無料
<会場アクセス>
神奈川県横浜市中区山手町113
港の見える丘公園内
約1ヶ月にわたって開催されているこの写真展。猫が生涯の伴侶と語るほどの、大佛次郎の猫好きっぷりに触れてみてはいかがでしょうか。
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参考:横浜アートde街コン in 大佛次郎記念館
出典:prtimes.jp