映画「猫忍」が上海国際映画祭のパノラマ部門に選出
5月20日(土)から全国の映画館で上映されている映画「猫忍(ねこにん)」が本日、第20回上海国際映画祭のパノラマ部門に選出されたとの発表がありました。
猫忍は人気ドラマ&映画「猫侍(ねこざむらい)」の制作陣が手掛ける新しい映像作品で「猫と忍者」がテーマの物語。
<映画「猫忍」のストーリー>
時は、泰平―。霧生忍者の久世陽炎太(大野拓朗)は、忍び込んだ屋敷で、生き別れた父そっくりのデブ猫(金時)に遭遇。なぜかその猫が、秘伝【変化の術】で化けた父・久世剣山(船越英一郎)だと思い込んでしまった陽炎太。青年は、父を元の姿に戻さんと抜忍となり【秘伝の巻物】を探す旅に出る。だが、抜忍となった陽炎太を追う霧生忍者の魔の手はすぐそこに迫っていた…。
一方、アジア最大級の規模を誇る上海国際映画祭は、昨年は来場者数が延べ35万人を超え、51のスクリーンで445もの作品が上映。今回「猫忍」が選出されたパノラマ部門は、国際的な映画製作者たちにその作品を発表する機会を設けると共に、観客やメディアに世界の映画トレンドを伝えることを目的として創設。
他にパラノマ部門での出品が決定している作品には「3月のライオン「PとJK」「帝一の國」「昼顔」「二度めの夏、二度と会えない君」などがあり、大野智さん主演の「忍びの国」もコンペティション部門・ジャッキー・チェン・アクション映画週間に選出されています。
今回「猫忍」が選出された理由について、同映画祭のプログラマーWang Xiao氏は「ミステリアスな忍者が多数出てくる「NEKO-NINJYA」は、“粋”や“癒し”という日本独自の文化を私に教えてくれた」と述べています。
パノラマ部門への出品決定を受けて主演の大野拓朗さんは、「名誉ある映画祭に招待いただき感無量です。海外の皆様にとって、癒しだったり、心の支えにこの作品がなってくれればいいなと思っております」と喜びのコメントを寄せています。
また、大野拓朗さんは2017年10月2日から放送予定のNHK連続テレビ小説「わろてんか」に、しゃべくり漫才を生んだ芸人「キース」役としてレギュラー出演を予定しており、そのイメージビジュアルも同時に公開されました。
吉本興業の事務所を創成期から支え成功の原動力となった人物を演じるそうで、こちらも楽しみですね。
さて、冒頭でご紹介した映画・猫忍は現在、全国の劇場で上映されていますので、興味があるけれどまだ観ていないという方は、映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
<補足:映画「猫忍」>
本作の主人公は、生き別れた父親が変化の術で白茶トラ猫(金時)に化けたと思い込んでいる、霧生忍者の久世陽炎太。父を元の姿に戻そうと旅する陽炎太と猫の大活劇を描いた作品で、陽炎太を演じるのはNHK大河ドラマ「花燃ゆ」、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」などの若手演技派俳優・大野拓朗。そして、陽炎太の父親、剣山を演じるのは、名優・船越英一郎。そのほか、ヒロインの佐藤江梨子を筆頭に、藤本泉、渋川清彦、鈴木福、永澤俊矢、柄本明、麿赤兒といった人気・実力を兼ね備えた面々が集結。
そして、「猫侍」でブレイクした「あなご」と「春馬」に続くネクスト猫スターに抜擢されたのは、「父上」役を演じる貫禄たっぷりのオヤジ猫の金時。金時は本作への出演が発表されると、そのわがまますぎるボディ(ぽっちゃり体型)がSNSで一気に拡散し、写真集とグラビアDVDが緊急出版されるなどブレイク中。
ゆとり系忍者とメタボ猫、そして奇奇怪怪な面々が壮大なロケーションの中、いまだかつてない笑いと癒しの大旋風を巻き起こしている。
大野拓朗 佐藤江梨子 藤本泉 渋川清彦 鈴木福 ふせえり 永澤俊矢 / 柄本明 麿赤兒 / 船越英一郎
語り:森本レオ 監督:渡辺武 脚本:永森裕二/黒木久勝/池谷雅夫
企画・配給:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:ラインバック/製作:「猫忍」製作委員会
2017/日本/96分/カラー (C)2017「猫忍」製作委員会 公式サイト:http://neko-nin.info/