スマホで飼い猫の居場所を探せるオシャレな電子タグWistiki
※この商品は2017年2月以降、日本でも順次一般販売が開始される予定です。
資金調達サイトのモーションギャラリーで、スマートフォンを使って持ち物を探せる「Wistiki」(ウィスティキ)という電子タグが先行発売されているのをご存知でしょうか。
「スマホを使って持ち物を見つける」というコンセプトの商品なのですが、Cat Pressでは「飼い猫の居場所を探す」という視点から、この商品を紹介してみたいと思います。
Wistikiの主な機能
この電子タグを猫の首輪に付けておくと、スマートフォンの専用アプリを使って電子タグの位置(=猫の位置)を探すことができるというもので、以下の情報を手掛かりに探すことができます。
■音を発信
電子タグから音を発信できるので、部屋の中に隠れている猫の方向や距離感などを大雑把に推測することできます。
■距離センサー
大体の場所が分かったら、アプリ上に表示されるレーダーで電子タグとの距離を把握することができます。
■GPS表示
電子タグの位置を地図上に表示することもできます。猫を外飼いをしている場合や、万が一猫が脱走してしまった場合でも探しやすくなります。
その他の特徴
■防水加工
電子タグは防水加工されているので、外に出てしまった猫の首輪に付いていても大丈夫です。商品の紹介動画では水に沈んだ電子タグからも音が鳴っているのを確認できます。
■電池の寿命
電子タグの電池の寿命はなんと2年間!しかも電池が切れても格安で交換可能になるプログラムを準備中なのだとか。
■通信距離
スマートフォンと電子タグとの距離は最大100mまで把握できます。外にいる猫が100m圏内にいないことも考えられますが、猫を探し歩きまわっていて、電子タグとの距離が100m以内に入れば検知できることになりますので、電子タグがない場合に比べて格段に猫を探しやすくなります。
■PCに対応
仮にスマートフォンを紛失してしまっても、パソコンから電子タグの位置を同じように探すことができます。
■複数のタグ
ひとつのスマートフォンに最大10個の電子タグを登録できるので、猫を多頭飼いしている場合でも1匹ずつ首輪に電子タグをつけておけば、ひとつのスマー
トフォンで複数の猫を探すことができます。
■スマホの位置を把握
逆にスマートフォンやタブレットが見当たらないときは、電子タグのボタンを押してスマートフォンを鳴らすこともできます。
Wistikiのデザイン
左から順にスティック型、カード型、メダル型と用途に合わせて3タイプの形状、4色のカラーデザインが用意されています。
猫の首輪に取り付けるにはメダル型が一番適した形状ですね。スティック型は鍵やカバンなどに、カード型は財布にと、さまざまな探しものに取り付けやすいデザインになっています。重さはどのタイプも15グラム前後と非常に軽いので、猫の首輪につけても大きな負担はなさそうです。
ちなみにこの電子タグのデザインを監修したのは、フランスを代表するクリエイターのフィリップ・スタルク氏。あのアサヒビールのオブジェをデザインした人なのです。
Wistikiの価格
クラウドファンディングによる開発中の商品ですが、開発はほぼ完了しており、1個「3,900円」というお手頃な価格で購入することができます(しかも送料と消費税込み!)。2個セット、4個セット、10個セットで買うとさらに1個あたりの値段が安くなります。
ただし、「3,900円」という値段は、資金調達段階の特別価格が適用されているためで、一般の予定販売価格の57%引きになっているためです。一般販売される頃にはおそらく9,000円程度の価格で販売されるものと思われます。7,000円前後の価格となる見込みです。
今までも、ペットの首輪に取り付けて現在地を把握する商品は他にもありましたが、電池の持ちが悪かったり、見た目がゴツっとしたものが多かったのですが、これなら試してみたいかも・・・と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペットの他にも、
鍵や財布などの貴重品を落としてしまった時
外出先でバッグを置き忘れた時
空港のターンテーブルで荷物を探す時
駐車場に停めたマイカーの位置を探す時など、「失くしたくない物」や「探すことが多い物」「見つけづらい物」などに取り付けておくと便利ですね。
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