愛猫の体調変化を監視するスマート猫トイレ「toletta」の販売価格が公開
8月8日の世界ねこの日に一般発売が予定されている、泌尿器系の初期症状を自宅でチェックできる猫トイレ「toletta(トレッタ)」の価格が本日発表されました。
本製品は、ねこの死因トップである慢性腎疾患・慢性腎不全の初期症状「多尿と体重減少」を自宅でモニタリングし、愛猫の健康情報をオンライン上で簡単に管理することができるスマート猫トイレ。
カメラを内蔵したトイレに猫が入ると、個体を識別して自動的に体重を計測し、オシッコやウンチの回数&量を毎日測定。そのデータは専用のアプリを通じてスマホで瞬時に把握することができ、急な体重の増減や尿量の変化を把握して病気予防に役立てることができます。
これまで、その製品価格は発表されていませんでしたが、本日公表された資料によると、初期費用は0円、月額費用が500円。
一般的な猫トイレのように最初に製品を購入して完結する売り切りタイプではなく月額課金モデルであること、そしてtoletta(トレッタ)がスマート猫トイレを内包する「ねこヘルスケアサービス」であることが明らかになりました。
最低契約期間は2年間となっており、2年間の使用料は「500円×24ヶ月=12,000円」。送料は1台につき全国一律で2,200円となっていますので、総額14,200円で2年間toletta(トレッタ)を利用できるということになります。
初期契約の2年に満たないうちに解約する場合は、残債分(=残りの月数×500円)が違約金として発生。使用開始から3年目以降であれば違約金なしで解約することができます。
トイレの本体代金は毎月のサービス料(500円)に含まれているため、2年間使用して契約を終了した場合や途中解約した場合でも、トイレ本体は手元に残りますが、蓄積されたデータにはアクセスできなくなるものと推測されます。
スマート猫トイレといえば、今月7月30日にはシャープから「ペットケアモニター」という製品の発売も予定されていて、最近注目を集めている製品分野。
ペットケアモニターは本体価格が24,800円、別途300円の月額課金サービス(COCORO PET)への加入が必要となりますので、それと比較すると低価格で利用することが可能。
toletta(トレッタ)の一般販売は8月8日から台数限定で開始。発送は11月22日以降に順次行われる見込みとなっています。
(C) Hachi Tama INC.