ぷっくり猫の手型に焼き上げたマドレーヌ「マドレ~にゃ」北九州の老舗菓子メーカーから登場

新型コロナウイルスの感染拡大から2年が経過したものの、未だに気の抜けない日々が続いていることから、収束を願って縁起の良いアイテムを求める風潮も少なくありません。

そんな中、ネコ好きな人には気になる縁起の良さそうなマドレーヌが誕生しました。

招き猫の手&肉球型のマドレーヌ「マドレ~にゃ」製品イメージ by つる平
その名も「マドレ~にゃ」

招き猫の手をイメージしてぷっくりと焼き上げた形がとってもキュートなこのお菓子。

一般的なマドレーヌは卵や砂糖、バター、ベーキングパウダーなどの材料を使って作りますが、「マドレ~にゃ」の生地には白あんと柑橘類の伊予柑(イヨカン)も練り込んであり、白あんのしっかりした食感と伊予柑の爽やかな香りを感じられるのが特徴。

マドレーヌに伊予柑を使うのは珍しいですが、その理由はお菓子に爽やかな味と香りを加えると共に「いい予感」の縁起も担いでいるのだとか。

このユニークな肉球型の「マドレ~にゃ」を開発したのは、福岡・北九州市に本店を構える「つる平(つるへい)」。

北九州市・小倉の老舗菓子店「つる平」本店の外観イメージ
「つる平」本店の外観

1923年(大正12年)創業の老舗製菓店で、地元・小倉に所縁のある明治の文豪「森鷗外」を偲んで生まれたミニバウムクーヘン「小倉日記」や、コクのあるカスタードクリームをスポンジで包み込んだ愛嬌菓子「ぽんつく」など、北九州の定番土産を展開しているほか、過去には林龍平酒造場とのコラボでつくった「福よか饅頭 鶴と龍」や、伊予柑と白餡の大福を挟んだどら焼き「令和恵比寿どら」といった縁起にちなんだお菓子もたびたび開発しています。

今回登場した「マドレ~にゃ」は縁起物シリーズの第3弾。

同店によると、お土産菓子業界はコロナ禍による人流抑制の影響により、ここ数年大変苦しい市場環境にあるものの、「沈んだ時期こそ、人々の気持ちがパッと明るくなるようなお菓子の開発を」との思いで新商品を企画。

パッケージには金運を招くとされる右手を挙げた招き猫(白猫)と、人脈を招くとされる左手を挙げた招き猫(黒猫)のイラストが描かれていて、上の方には「開運招福」の文字が入った縁起の良さそうなデザインとなっています。

ネコ好きな人へのお土産にぴったりなこの「マドレ~にゃ」。
価格は1個151円で、5個入りは864円(招き猫の形をした箱付き)。

招き猫の手&肉球型のマドレーヌ「マドレ~にゃ」5個入りパッケージ by つる平
上にあるのが5個入りパッケージ

北九州市を中心とした4店舗(本社・小倉駅アミュプラザ店・門司店・行橋店)にて2月22日より販売が開始されています。

<参考>
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(C) Tsuruhei inc.

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