2021年12月5日

志茂田景樹さんと子猫に癒やされるカレンダー「猫様のお言葉ネ・コ・ト・バ」2022年版が登場

作家の志茂田景樹さんがつづった名言と、かわいい子猫の写真が一緒になったカレンダー「猫様のお言葉ネ・コ・ト・バ2022」が11月より発売されています。

志茂田景樹の子猫カレンダー「猫様のお言葉ネ・コ・ト・バ2022」表紙イメージ — 表紙イメージ

現在81歳の志茂田さんは1976年に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。

作家として活動する傍ら、奇抜なファッションや個性的なキャラクターが注目を浴び、テレビのバラエティ番組に出演したりファッションショーでモデルを務めるなど、1980年代〜90年代にかけて一世を風靡。

その後は童話や絵本といった児童書の制作に注力するようになり、全国をまわって子供に絵本の読み聞かせをする「よい子に読み聞かせ隊」の隊長として長らく活動を行っていたものの、現在は病を抱えて車椅子生活を送りながら執筆活動を続けています。

一方、自らのTwitterでは仕事や人間関係にまつわる人生訓を発信したり、悩みを抱えるユーザーからの質問に対して温かみのある言葉を返すなど、自分のことを大切にしながら物事をポジティブに捉える姿勢が共感を呼び、40万人を超えるフォロワーを抱えています。

駄目な自分でいいじゃないか。その自分を責めずにかばってやれよ。カワイイもんだぜ。おれは優れていると奢って鼻持ちならない自分よりな。今より少しでも頑張ってみよう、継続してみよう、へこたれないぞ、って気持ちになってくれるんだよ。
— 志茂田景樹 (@kagekineko) November 18, 2021

そのアカウント名（@kagekineko）には「neko（=ねこ）」の文字が含まれることから、猫好きであることがうかがえる志茂田さん。

2017年からは毎年この時期になると、子猫の写真に自身の言葉を添えた「猫様のお言葉ネ・コ・ト・バ」という卓上カレンダーを発売するのが恒例となっていて、今年も2022年版のカレンダーが発売されています。

子猫の写真と志茂田景樹の名言がプリントされたカレンダー「猫様のお言葉ネ・コ・ト・バ2022」 — 子猫の写真の脇にはポジティブな言葉が

カレンダーは両面デザインで、その気分や用途によって使い分けることが可能。片面は可愛らしい子猫の写真が大きくプリントされていてインテリアとして飾りやすいデザインになっているほか、写真の横には嫌なことがあった時や落ち込んだ時、ポジティブな気分にさせてくれそうな志茂田さんの深くて温かい言葉が添えられているのが大きな特徴です。

裏面は日付ごとに書き込みができる実用的なカレンダーで、下の部分には西洋占星術師のレイナ里亜さんによるラッキーを掴む星座占いを月ごとに掲載。

デザイン的にも肉球やしっぽを隠したネコが潜んでいたりと、猫好きな人にとっては癒やし要素たっぷりのカレンダーとなっています。