昨日より運動や睡眠が少ないニャ!猫の首輪型デバイスCatlogが行動変化を検知する新機能を追加

猫の行動データを自動で記録する首輪型ウェアラブルデバイス『Catlog(キャトログ)』に、体調変化の兆しを知らせてくれる新機能『ようすモニター』が追加されました。

猫の様子や体調変化の兆しを知らせる『ようすモニター』機能 by Catlog(キャトログ)
体調変化の兆しを検知

猫は体調の悪さを本能的に隠してしまう生き物。

そのため、いつも一緒にいる飼い主さんでもなかなか愛猫の異変に気づくことができず、気づいたときには症状がかなり悪化しているといったケースも少なくありません。

そうしたリスクを軽減しようと、猫の行動に表れる小さな変化を検知するために開発されたのがCatlog。

猫のための首輪型ウェアラブルデバイス「Catlog(キャトログ)」
首輪の重量はニャンと約9g

首輪に内蔵された加速度センサーで24時間365日ねこの行動ログを取得し、バイオロギング解析技術や機械学習を用いた処理により「歩く」「⾛る」「運動」「ごはん」「睡眠」「毛づくろい」など実際の行動に分類。

専用のスマホアプリを通じて「ごはんの回数や時間帯」「運動量の推移」「睡眠時間の推移」といった愛猫の健康管理に大切な行動データをいつでも確認することができます。

猫の当日の行動サマリー by Catlog(キャトログ)のスマホアプリ画面
アプリの画面イメージ

今回新たに追加された『ようすモニター』は、食事・運動・睡眠の各行動について、普段と異なる変化を検知してアプリに表示する機能。「前日」「午前/午後」「数日間」など、いつの時点と比較して変化があったのかまで把握することができます。

Catlog(キャトログ)の『ようすモニター』機能画面、変化が小さい場合
変化が小さい場合(数値)
Catlog(キャトログ)の『ようすモニター』機能画面、変化が大きい場合
変化が大きい場合(数値)

公開された画面イメージを見ると、変化が大きほどアラートメッセージの前にあるアイコンの色が濃い赤色になっているほか、その下には増減があった項目に矢印を表示。

また、グラフ画面でも変化が大きいほど棒グラフの色が赤くなっています。

Catlog(キャトログ)の『ようすモニター』グラフイメージ、変化が小さい場合
変化が小さい場合(グラフ)
Catlog(キャトログ)の『ようすモニター』グラフイメージ、変化が大きい場合
変化が大きい場合(グラフ)

従来は飼い主さん自身がグラフの推移を見て、そこから変化を読み取らなければなりませんでしたが、今後はグラフの色やアラートメッセージの表示などにより、変化の度合いをアプリ側が教えてくれるように改良。

猫の健康状態や病気の有無などを直接的に指し示す機能ではないものの、飼い主さんが変化にいち早く気づくことで、その分、かかりつけの獣医さんにも早く相談することができるため、病気の早期発見に役立てられる可能性があります。

もともとの開発スケジュールでは、もう少し後にリリースを予定していたという本機能。しかし、Catlogを装着していたチームメンバーの愛猫が急死してしまう出来事があり、当時の機能では体調の異変に気づくことができなかったことから、開発の優先度を上げて早期リリースすることに至ったのだとか。

Catlogの開発元企業によると『ようすモニター』が通知してくれるタイミングは、現時点では1日に3回となっていますが、対象となる行動やタイミングは今後拡充していく予定であるとしています。

<参考>
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(C) RABO, Inc.

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