液体化した猫の形が崩れると…?とろけるようにペッタンコになってしまった猫ちゃんが目撃される
猫は人間と比べて関節の数が多く、身体の形を変えて狭い場所や容器に入ることができるため、その柔らかさは「液体」と表現されることがあります。では、液体化した猫が容器に入っていない場合はどのような形になってしまうのでしょうか。
そんな疑問に対する回答を全身で表現しているところを目撃されたのがラグドールの麦(バク)ちゃん。ある朝、飼い主さんが起きて隣のベッドに目をやると、猫らしからぬ形をしたままじーっとこちら側を見つめていたと言います。
一般的に猫が座っている姿と言えばもっとコンパクトにまとまっているはずですが、この時の麦ちゃんは、押しつぶされて横に平べったくなってしまったようなボディラインをしたまま鎮座。暑くてとろけてしまったチョコレートみたいに原型が崩れかけている様子は、まさに液体化してしまった猫の在り方を表しているかのようです。
寝起きに愛猫からこんな姿で見つめられてしまったら、こちら側もお布団の中でとろけてしまいそうですが、当の飼い主さんはどのような心境だったのでしょうか。
ご本人に聞いてみると「いつから見られていたのか全く分からないのですが、あまりにも丸くペッタンコになっていたので笑ってしまいました。」とのこと。
麦ちゃんがベッドの上に座っているのはよくあることなのだそうですが、これほど横に広がっている姿を見たのは今回が初めてのこと。その原因について飼い主さんは「羽布団で身体が少し沈んでうまく毛が広がったのかな…?」と推測した一方で、じっと見つめていた麦ちゃんの気持ちについては「ママまだ起きないのかな…よく寝るなーと見守っていたんだと思います。」と語ってくれました。
しかし、麦ちゃんは写真を撮られるのがあまり好きではないそうで、カメラを向けるとポーズを止めてしまったりいなくなってしまったりすることから、慌ててシャッターを切ったという飼い主さん。その時に撮影したのが冒頭の1枚なのだそう。
起きたらなんかにみられてた。
— MISIA改めばくくるみ (@mimitani214) February 7, 2024
すごく幅広くて平べったい#猫#猫好きさんと繋がりたい #猫のいるしあわせ pic.twitter.com/Ap0GLWNffx
ぺちゃんこになって見つめていた麦ちゃんは現在1歳半の男の子。普段はヤンチャな性格で抱っこされるのも嫌いだけれど、飼い主さんが部屋を移動すると、必ず後をついてくる甘えん坊な一面もある猫ちゃん。
もともとお家にはくるみちゃんという先住猫がいて、じゃれてくる時の攻撃に困っていたそうですが、ある時、帰省していた息子さんがその様子を見かねて「遊び相手としてもう一匹飼ってみては?」と提案されたことがきっかけで家族として迎え入れることにしたのが麦ちゃん。
飼い主さん的には、くるみちゃんの名前候補であった「小麦(こむぎ)」と名付けたかったそうですが、あまりの態度の大きさに「小はいらない、むぎだ、いやバクだ!」と熱弁を振るう旦那さんの要望により、現在の名前になったのだと言います。
そんな2匹がお家にいることによって、家族の間では猫の話題が中心となり、自然と会話が増えて家の中も明るくなったという飼い主さん。
「猫たちは大切な家族ですが、見た目が可愛いので悪いことをしても許してしまいます。可愛くてわがままな女の子に男の人がメロメロになって、なんでも許してしまうのはこんな心境なのかなと思いました。」と、すっかり猫の虜になってしまったことを明かしてくれました。