今年も3月22日は「さくらねこの日」殺処分をなくす取組&手術済みの猫を知ってもらう記念日

毎年2月22日は「猫の日」としてネコ好きな人々を中心に大きな盛り上がりを見せていますが、その1ヶ月後となる3月22日は「さくらねこの日」であることをご存知でしょうか。

「さくらねこの日」メインビジュアル
目印は「さくら耳」

これは、行政による犬猫の殺処分ゼロを目指して全国で不妊手術の奨励事業などを行う「公益財団法人どうぶつ基金」が2019年に申請&登録された記念日。

環境省が公表している統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」によると、令和元年度には日本全国で年間27,108匹もの猫が行政によって殺処分されており、そのうち約67%(18,176匹)は離乳していない生後間もない子猫たちが占めています。

犠牲になりやすい幼齢個体

同基金ではそのような不幸な猫をなくすため野良猫に無料で不妊手術を行い、繁殖可能な個体が増えないようにする取り組みを1988年から毎年継続していて、これまでに150,000匹を超える猫たちに手術を実施。

いちど不妊手術を受けて元の場所に戻された野良猫が再び捕獲されてしまわないよう、手術済みの目印として、耳先をさくらの花びらのようなV字型にカットされた猫は「さくらねこ」と呼ばれています。

耳をV字にカットした猫に注目!どうぶつ基金が3月22日を「さくらねこの日」に制定
麻酔が効いている間に耳先をカット

手術によって一代限りとなった命を健気に生きる猫たち。そんな猫を一人でも多くの人に知ってもらうため、さくらニャンニャン(322)の語呂合わせで制定されたのが「さくらねこの日」。

不妊去勢手術を行うボランティア団体や、それを支援する自治体の取り組みなどによって、日本国内で殺処分される猫の数はここ10年で約6分の1にまで減少していると言います。

殺処分ゼロを一日でも早く達成するため、どうぶつ基金が本年度に目指している無料不妊手術の数は5万匹。

猫の不妊手術の奨励事業の様子 by どうぶつ基金
不妊手術の様子

公式HP(doubutukikin.or.jp)ではさくらねこの不妊手術の取り組みを、継続的な寄付によって支援する「さくらねこサポーター」の募集を呼びかけています。

また、同基金では今年2月に、紺綬褒章(こんじゅほうしょう)の公益団体として内閣府賞勲局より認定されたこと発表。

同章は公益のために私財を寄付した功績が顕著な個人や団体に対して、内閣の助言と承認のもとに天皇陛下から授与される褒章で、個人は500万円以上、団体や企業等の場合は1,000万円以上をどうぶつ基金へ寄付し、規定の条件を満たす場合は授与申請を行うとしています。

<参考>
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(C) doubutukikin

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